和歌山県橋本市 病気や予防、トリミングサロンの専門病院

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ブログ

サイトポイント2020.3.4

今日は雨、そして明日は・・・風が強く大量の花粉が飛散するとネットニュースに出ていました。
花粉の季節がとうとう来てしまいましたね。

今年は新型コロナウイルスの影響でマスクもなかなか入手しにくい状況、花粉症の人にとってはつらいです。

花粉症の季節になるとアトピー性皮膚炎が悪化するワンちゃんが多くいます。
アトピー性皮膚炎の治療にはステロイドや免疫抑制剤、そしてアポキル錠の内服や外用ステロイド剤とスキンケアーを組み合わせてコントロールをします。

さらに昨年からはアトピー性皮膚炎に対する画期的な新治療として
痒みに関連するIL-31に対するモノクロナール抗体の注射のサイトポイントが加わりました。

アトピー性皮膚炎は生涯付き合っていかなくてはならない皮膚炎です。

短期ステロイド投与では重篤な副作用はあまり出ませんが、長期間ステロイドの投与となると重篤な副作用が発現することがあります。
副作用を軽減するためにはステロイドの減薬や中止を行います。

サイトポイントの注射は痒みのみをブロックするのでステロイドによる副作用を軽減することができる可能性があります。
サイトポイントの注射は1回注射すると約1か月作用が持続します。
ステロイドに対する副作用が心配なワンちゃんや投薬を嫌がるワンちゃん、また飼い主さんが投薬を忘れてしまいコンプライアンスが保てないときなど、サイトポイントの注射も選択肢に考えてみてください。

ワンちゃんによっては1か月以上効果が持続する場合もあります。
アトピー性皮膚炎の新しい治療が増えたことはとてもうれしいことです。

ROGER君2020.3.2

来院される患者さんからROGER君のことを聞かれることがあります。
現在8か月になりました。
黒ラブの中ではおとなしい目のほうですが・・・

現在、絶賛暴れんぼ中です。

まだまだ、穏やかな生活とは無縁そうです。
まあ、この笑顔を見ると許せちゃいますが・・・ね。

コテツ君2020.2.29

2月は子犬ちゃんが何頭も来院しました。
子犬ちゃんは元気いっぱいでかわいいですね。

今日は3か月のオスのゴールデンレトリバーのコテツ君が来院しました。
この頃は小型犬が多いのでゴールデンレトリバーの子犬ちゃんは久しぶり。
ラブラドールとはちょっと違うかわいさがありますね。

元気に賢く育ってくださいね。

膀胱炎2020.2.28

この数日で下部尿路疾患の猫ちゃんが何頭か来院しています。
猫の下部尿路疾患とは尿路の下部に当たる膀胱と尿道に関係する疾患の総称で、尿道炎、膀胱炎、尿道や膀胱の尿石症などが含まれます。

猫では特に原因不明の特発性(間質性膀胱炎、特発性膀胱炎)が多くみられます。
またオス猫は結石や栓子による尿道閉塞を引き起こすことが多いです。

症状は頻繁にトイレに行く、尿量が少ない、尿が出にくい、排尿時に痛みがある、血尿・膿尿が主な症状です。

尿道が閉塞し尿がほとんど出ていない状態になると急性腎不全を起こし尿毒症になることもあります。

治療は抗生剤や消炎剤、止血剤の投与や食事療法、飼育環境の整備です。
適切なトイレの大きさ・数(飼育頭数+1)、トイレの置き場を工夫するストレスのかからない環境を整えることが大切です。

実は・・・昨日からミーちゃんも膀胱炎です。
今日は頻尿落ち着いてますが昨日は見ていてかわいそうなくらいトイレに行ってました。

ストレス?気候や気温かなぁ・・・

新型コロナウイルス感染2020.2.25

日本各地、世界各地で新型コロナウイルス(COVID19)の感染が拡大し、様々なイベントなどが中止になっています。

私たちも3月のセミナーや学会が中止のご案内が何件かありました。
目に見えないウイルス、そしてそのウイルスや症状などがわからないから厄介です。

先ほどyahooニュースでこのウイルスについての記事を見つけました。
以下yahooより引用

新型コロナウイルスはペットに感染するの?獣医師に聞いてみた

2/25(火) 16:33配信

 2月24日、政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした、専門家会議を開いた。現状は感染拡大への移行期にあたるとし、25日にも、今後の基本方針を発表するという。

 国内でも感染者が目立ち、誰にとっても他人事ではなくなってきたが、ペット好きにとって気になるのは、ペットが新型コロナウイルスに感染するかどうかだろう。

 東京都獣医師会で理事を務める中川清志獣医師は、「新型コロナウイルスが、犬猫含むペットに感染したという報告は、一切ありません」と語る。

「どんなウイルスでも進化する可能性がある。その意味では、感染の可能性を完全に否定することはできません。とはいえ、獣医師会としては、現時点ではペットに感染するとは考えていない」(中川獣医師)

 そもそも、人間の感染症が、ペットたちに移るケースはあるのか。

「細菌が移ることはあります。たとえば大腸菌のように、細菌で起こる食中毒は人から犬に移りますし、犬から人に移ることもある。水虫も移ります。

 ただ、ウイルスには、基本的に『種の壁』がある。種を超えて移ってしまう例としては狂犬病などがありますが、実際には人から他の動物に移るケースはかなり少ないんです」(同)

 もともと人間の風邪の原因に「コロナウイルス」があったように、犬や猫にも、固有の「コロナウイルス感染症」が存在する。逆に、犬や猫のウイルスが人間にかかることはあるのだろうか?

「これまで犬猫で報告されている『コロナウイルス感染症』が、人を含め、他の種の動物に感染したという報告はありません。犬の場合は軽い下痢の症状、猫の場合は伝染性の腹膜炎をおこしますが、どちらもまれな病気です」(同)

 ということは、目下、可能性が高いのは、飼い主の感染ということになる。仮に、飼い主側が感染者となった場合、お世話をしてくれる人にペットを預けなければならない。

 その際は「人から人への感染を防ぐため、なるべくウイルスが付いている可能性のあるペットの毛を洗っておく。あるいは、ペットと接するときにはマスクやグローブをつけてもらい、お世話の後は丁寧な手洗いをするように伝えてください」とアドバイスしてくれた。

 なお、現状、ペットが感染したかどうか検査する方法はない。もし疑わしい症状があったら、どうすればいいのか?

「この場合、まずかかりつけの動物病院に電話してください。病院側が、専門の先生と連携を取りつつ診療します。そのためにも、ペットを動物病院に連れていく前に、必ず連絡を入れてください」(同)

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