和歌山県橋本市 病気や予防、トリミングサロンの専門病院

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ブログ

マックス君2019.8.28

10歳のラブラドールのマックス君
3月20日に下痢・嘔吐で来院しました。

その時、血液検査とエコー検査を行いました。
下痢や嘔吐の原因ではないのですが、偶然、エコー検査で脾臓に腫瘤があることが分かりました。

脾臓に腫瘤がある場合、腫瘍や血腫が考えられます。
腫瘍の場合、血管肉腫の発生が多いです。
脾臓に腫瘤がある場合、腫瘍性のものでも非腫瘍性のものでも破裂をして血腹になる危険があります。

マックス君も血腹の危険があることをお伝えし手術を提案したのですが、
高齢のマックス君が麻酔や手術に耐えれるか心配とのことでしたので定期的に検診をすることになりました。

7月の検診時、前回よりも脾臓の腫瘤が大きくなっていた為、手術をすることになり8月27日に手術を行い、今日28日に退院をしました。

摘出した脾臓は病理検査を行い、腫瘍なのか血腫なのか診断を行います。
血腫の場合は抜糸が終われば治療終了となります。
腫瘍の場合は腫瘍の種類や転移の有無により抗がん剤の治療となります。

病理の検査は1週間で出ます。
血腫であることを願います。


ポコちゃん2019.8.27

10歳のチワワのポコちゃん
8月20日ごろより陰部から膿汁が出て元気・食欲がないと23日に来院しました
検査の結果、子宮蓄膿症を発症していることが分かり
24日に卵巣と子宮の摘出手術を実施しました。

入院当初、元気がないためされるがままのおとなしいワンちゃんでした。
手術の翌日からは食欲も回復し元気も出てきました。
元気食欲の回復と同時に・・・治療や介護するたびに怒るようにもなり、
今日無事に退院をしました。

子宮蓄膿症は未避妊の中~高齢のメス犬で、生理後の黄体期に発症する病気です。
元気食欲の低下、多飲多尿、腹部膨満、外陰部からの膿汁排泄、下痢、嘔吐などの症状が見られます。

治療は外科手術にて卵巣子宮摘出ですが、外科が適応できない場合は内科的に抗生剤やホルモン剤を投与します。
内科治療では再発率も高いです。

予防は避妊手術です。初回発情前、1回目発情後など早期に避妊手術を行うことにより乳腺腫瘍の発生率も低下します。

ポコちゃん、退院おめでとうございます。


トロ君2019.8.26

トロ君は12歳のチワワとダックスのハーフ犬です。
7月末ごろから肛門の横に膨らみがあり、便の出が悪くなっていました

排便困難の原因は会陰ヘルニアです。
会陰ヘルニアは中~高齢の未去勢のオス犬に発生しやすい疾患です。
直腸を支えている肛門まわりの筋肉が裂けて腸管や脂肪や時には膀胱などが脱出することにより排便困難や排尿困難を起こします。

トロ君は左右とも会陰ヘルニアを起こしていましたが左側の方が重度であるため、今回は左側の会陰ヘルニアの整復と去勢手術を行いました。
手術は8月23日に実施、ヘルニア部にはインプラントを挿入しヘルニア孔を閉鎖しました。

術後の経過は良好で、23日午後からは餌事も食べ始めたので本日退院をしました。

トロ君は今回の手術で治療が終了するわけではありません。
トロ君には以前から左右の鼠径ヘルニアもあります。
現在、鼠径ヘルニアによる臨床症状はありませんが、かなり大きなヘルニアのため、腸管や膀胱が逸脱し腸閉塞や尿閉を起こす危険があります。

今回の手術の抜糸が終わったら、鼠径ヘルニア、そして右側の会陰ヘルニアと手術を検討していきたいと思っています。

アイちゃん2019.8.24

病院の看板犬のアイちゃん
今は15歳、11月には16歳になります。
医局でもほとんど寝てばかりですっかりおばあちゃん犬になってしまいました。

今日、アイちゃんの写真を撮ってみたら・・・
宇宙から瞬間移動をしてきたような面白い写真が撮れました。


角化異常2019.8.23

13歳のロシアンブルーのブン君
5年前に来院をした時から爪が異常に伸び、パットの角質が固く角のように伸びていました。

パットが固くなり歩行困難となるため、
半年ごとに鎮静をかけて爪切りと角質除去を行っています。

術前の状態

爪切りを行いパットの角質を除去し保湿剤の処置を行いました。
術後の状態

術後2~3日すると元気に走り出すそうです。
また爪が伸びパットが固くなってしまいますが、しばらくは痛みからは解放されると思います。

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