和歌山県橋本市 病気や予防、トリミングサロンの専門病院

和歌山県橋本市 病気や予防、トリミングサロンの専門病院

ブログ

どうもありがとうございます。2021.2.15

先日我が家の愛猫のデッ君が天使になったとブログに書いたところ
多くの方からお悔やみやお花をいただきどうもありがとうございました。

今年に入ってからは介護の毎日だったので、朝出勤するときにもういないんだと思ったり、寝る時に猫の被毛の温かみがなく亡くなったんだと寂しく思うこともありますが・・・

院長も私も落ち着いてきています。

本当に心のこもったお声をかけていただきどうもありがとうございました。

デッ君2021.2.12

我が家の愛猫のデッ君が2月11日の早朝に天使になりました。
20歳10か月でした。

1月11日に痙攣がありその後、意識レベルも低下し下痢も続きお別れすることも覚悟しましたがなんとか下痢も止まり、食欲も回復し、時々意識もあるよになり、調子のいい時には喉を鳴らしてくれることもありました。

このまま歩くことはできないけれどもう少し回復してくれたらと思っていましたが、2月1日にまた痙攣が起こりました。
今回の痙攣はなかなか終息せず抗痙攣薬の持続点滴を4日間もしました。

点滴終了後は抗痙攣薬の内服の種類も量も増やしたので痙攣は起こることはありませんでしたが、意識は朦朧としていました。

ただ口の中にフードを入れてあげると食べてくれており10日もパウチ1袋とドライフードをたべてくれてたので・・・・
もう少し一緒にいることが出来ると思ってました。

眠るように天使になりました。
覚悟はできていましたが・・・・やはりとてもさみしいです。

長い間、一緒にいてくれてありがとう。
虹の橋で待っててね。

もなかちゃん2021.2.10

生後5か月のミニチュアシュナウザーのメスのもなかちゃん

2月5日に嘔吐をしていると来院されました。
飼い主様にいつもと違う餌を与えていないか?何かおもちゃがなくなってはいないか?確認をしましたが心当たりはないとの事でした。
この段階では元気もあったので対症療法を行い6日に再来院を指示いたしました。

6日に来院した時もまだ嘔吐が持続していたため、血液検査、レントゲン検査、エコー検査行った結果、腸閉塞を起こしていることがわかりました。

6日に来院した時は前日と異なり元気も食欲も無くなっていました。すぐに閉塞を解除する必要があったため、6日の夜手術を行いました。

摘出した異物はまるで35㎜×15㎜で、まるで落花生を殻ごとに見込んだような形をしており、後日飼い主様に確認したら、木でできた犬のおもちゃだそうで、もともとはもっと長いもので噛んでいるうちに徐々に短くなりそれを飲み込んでしまったそうです。

7日はまだ元気もなく嘔吐をしていましたが、8日からは元気も回復し流動食も食べるようになり日に日に元気も食欲も戻ってきたため本日、退院をしました。

幼若な犬の誤食は本当に多いです。無事に退院できて本当に良かったです。

ミロ君2021.2.9

8歳のスコティッシュフォールドのオスのミロ君

1月26日の夜間に尿閉となってしまい夜間救急病院で排尿処置をしてもらいました。

1月27日、やはり尿が出ないと来院されました。
血液検査の結果、尿閉による急性腎臓病になりかかっていました。

レントゲン検査では尿道に結石がびっちりたまっていました。
鎮静下にて尿道カテーテルを挿入し排尿をし、カテーテルを留置をして入院することになりました。
夜間救急病院で導尿をしてもらった時に結石が排泄されたと持参されましたので結石は分析検査をすることにしました。

入院当初、ミロちゃんは慣れない環境で体調も悪いこともあり治療に非協力的だったこともあり、腎臓の数値が落ち着き、自然排尿が可能になったら退院をする予定でした。

しかし、膀胱や尿道内に結石が多数あり、また結石の分析の結果、溶かすことが出来ず手術で摘出をしなくてはいけないシュウ酸カルシウム結石だったので、1月30日の夜に手術をし、尿道を徹底的な洗浄を行い結石を摘出しました。

その後、またカテーテルを少し長い期間挿入し膀胱や尿道の炎症が落ち着くのを待ってからカテーテルを抜き、排尿できることを確認して本日退院をしました。

2週間の間にミロちゃんも治療に協力をしてくれるようになり、またすりすりと甘えてくれるようにもなっていたので退院して少し寂しい気もしますが・・・
何とか無事に退院できてよかったです。

ただ・・・まだまだ心配事はたくさんあります。

可能な限り尿道を洗浄し結石は取り除きレントゲンでも、石は確認できないのですが、本当に小さな石がまだ残っているかもしれないということ
シュウ酸カルシウム結石を予防できる完全な食事はないので・・・
またいつ再発するかわからないという不安があります。

再発しないことを祈っています。


コーちゃん2021.2.4

13歳のオスのコーギー犬のコーちゃん

昨年9月に誤食をしたかもしれないと来院されレントゲン検査をしたときに、膀胱結石があることがわかりました。
その時点では結石による症状がなかったため様子観察を行っていました。

しかし1月7日に尿が出にくいと来院。
レントゲン検査の結果、膀胱結石が尿道に流れて閉塞をしていることがわかりました。

その時はカテーテルを挿入し結石を膀胱内に戻す処置を行いました。

しかしその後、1月18日と30日にも結石が尿道で詰まって尿が出にくくなったので、2月1日の夜に手術をして結石を摘出しました。

術前のレントゲン
陰茎骨の中くらいに結石が詰まっています。

摘出した結石

術後、バルーンカテーテルを挿入し排尿させ、昨日カテーテルも抜去し、自然排尿をすることが出来ることを確認し本日退院しました。

こんな5㎜程度の小さな石が1個なんですが・・・無事に手術も終わり退院できてよかったです。

現在、結石の分析を行っています。
今後、結石の種類にあった処方食を食べて再発予防を行っていきます。

ページトップ