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みりちゃん2016.2.2
生後８か月のチワワのみりちゃん
避妊手術のために来院しました。
生後２か月半の時、２回目のワクチン接種に来院した時は、
わずか８００ｇしかなかったのに、
立派に成長し２．９㎏になりました。
今回は避妊手術と抜けずに残ってしまった乳歯の抜歯を行いました。
はじめての発情が来る前に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍の予防効果は99.5％あります。
１回発情後では92.0％、２回発情後でが74.0％の予防効果があります。
２．５歳以降に避妊手術を行った場合は乳腺腫瘍の予防効果は無いと言われています。
みりちゃんは１回発情後の避妊手術なので、乳腺腫瘍になる確率は低いと思われます。
今後、気を付けなくてはいけないことは、避妊手術を行うことにより基礎代謝が３０％ほど少なくなるので肥満になりやすくなります。
肥満は糖尿病、関節疾患、心臓病など様々な病気と関連があります。
肥満にならないように、避妊手術を受けたワンちゃんが食べるフードに変更し摂取カロリーを30％減らしたり
また有酸素運動をしっかりして消費エネルギーを増やし肥満にならないようにする必要があります。
それと、乳歯の抜歯を行いましたので、これからは永久歯が歯周病にならないように歯磨きを頑張ってくださいね。
インターンシップ2016.1.30
１月２５日から３０日まで大阪動物専門学校 天王寺校 動物管理学科の学生さん２名がインターンシップに来ています。
診察の見学や診察の補助、手術の見学、手術後の片づけ、院内の動物や入院・ペットホテルのワンちゃんや猫ちゃんのお世話など体験してもらいました。
中学生や高校生の職業体験実習と異なり
明確な将来のビジョンをもっている学生さんなので
とても積極的にインターンシップを受けていました。
また３０日の夜に行われたしつけ教室の講義も自ら進んで受けており
将来、きっと立派な動物看護師になってくれると期待しています。
まだ１年生とのこと、まだまだ勉強することは多いと思いますが
夢に向かって頑張ってくださいね。
ワクチン接種2016.1.29
毎年１月末に病院の犬と猫のワクチン接種をしています。
犬は１０種混合
猫は５種混合ワクチンです。
CAP君
アイちゃん
CHAMP君
ツゥーちゃん
今、あまり体調がよくないコッ君は今回の接種は延期しました。
ミーちゃんは診察室には行きたくないと少し駄々をこねたので
院長室で注射をしました。
これでまた１年間安心です。
角化亢進2016.1.28
９歳のオスのロシアンブルーのブン君
以前から時々爪切りに来院してました。
ただ普通の爪切りではありません。
パットの部分が固くなり角が生えたようになり、
痛くて歩くことも爪とぎもしなくなり
爪は巻いて突き刺さりますます痛みでじっとして動かなくなってしまい
さらに爪がのびて歩きにくくなるという悪循環を起こしていました。
何か月かに１回爪切りとパットの角質を除去を行っていましたが
嫌がり怒るようになってきたので今回鎮静をかけて爪切りと角質除去を行うことにしました。
術前の前肢の状態です。
術前の後肢の状態です。
爪切りを行いやすりを使って角質の除去を行い
保湿のための軟膏を塗布しました。
術後の前肢の状態
術後の後肢の状態
パット部の角化をできるだけ抑えるように軟膏の塗布を指示しました。
固くなった部分がなくなり活発に動くようになれば角化亢進も少しはましになるのではと期待しています。
猫2016.1.27
可愛い猫の置物をいただきました。
富士山と鯛＆猫
なんて縁起のいい猫の置物なんでしょう！！
いいことありそうな予感！！
どうもありがとうございます
早速コレクション棚に飾らせていただきました。
