和歌山県橋本市 病気や予防、トリミングサロンの専門病院

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短頭種気道症候群2014.8.18

3歳8ヶ月のフレンチブルドックのハナちゃん16日呼吸がおかしいと来院しました。
来院時比較的呼吸は落ち着いていたのですがレントゲンを撮影しようとハナちゃんを横にすると呼吸が荒くなりチアノーゼを起こしました。
無理をして呼吸困難になってしまってはと思い伏せの状態のレントゲンを撮影したところ軽度の肺炎があることがわかりました。
入院させるか自宅療養にするか迷ったのですが、今まで独りになったことがないとのことだったので、
涼しい環境で安静にすることを支持し17日に来院するように予約をして帰宅しました。
しかし帰宅してすぐにまた呼吸が荒いと運び込まれてきましたが、
この時のハナちゃんはさっきまで見ていた状態と全く異なりガーガーと呼吸音を立てて苦しそうに呼吸をしまるで別のワンちゃんのようでした。
直ちに酸素室に入れて入院治療を開始しました。
ハナちゃんに起こっている病気は短頭種気道症候群という疾患です。
短頭種気道症候群はパグ、フレンチブルドック、ボストンテリア、シーズーなどのまずるの短い犬種に発生しやすい病気で、
激しいパンティング、高体温、吸気時に激しい呼吸音を伴う呼吸困難、元気消失、嚥下困難、食欲低下、誤嚥性肺炎などの症状がでます。
短頭種は鼻の穴が狭かったり、軟口蓋という口腔粘膜と鼻腔粘膜ならなるひだが長かったり、喉頭や気道に異常があったり、舌が厚いために気道が閉塞を起こしやすくなっています。
緊急時には酸素吸入や鎮静処置を行いますが呼吸困難が改善されなければ死亡することもある恐ろしい病気です。
この病気の予防は鼻の穴を広げたり、軟口蓋が長い場合は切除する手術と、
高温多湿で症状が悪化するので夏期の外出制限、湿度気温の調整を心がけ、
異常な興奮を避け適正体重を維持することです。
明日、ハナちゃんは退院予定ですがまだまだ暑い日が続きますので注意が必要ですね。
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エリザベスカラー2014.8.12

ワンちゃんや猫ちゃんが手術をしたり、皮膚病がある場合
傷口や病変部をなめてしまい悪化させないためにエリザベスカラーを首に付けます。
また私達は診察をするときにちょっと怒りんぼのワンちゃんや猫ちゃんに咬まれないようにするために
エリザベスカラーを装着し触診や検査や処置を行います。
普通、エリザベスカラーを装着したらこんな感じになります。
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初めは嫌がっていたワンちゃんや猫ちゃんもすぐに慣れて嫌がらなくなりご飯を食べた寝たりするようになります。
長期間付けているワンちゃんや猫ちゃんは体の一部のようになることもあります。
看護師の愛犬ポッキー君はちょっと気難しくて怒りんぼうさんです。
トリミングをするときも怒りが爆発してしまうのでエリザベスカラーを付けられてしまいます。
でも・・・
顔の大きさとエリザベスカラーの大きさが合ってなくて・・・
なんか変!!
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アイちゃん2014.8.11

アイちゃんがシャンプーをしてもらっています。
でも・・・
いたずら好きなトリマーたち
すんなりシャンプーを終わらせるわけありません。
こんなことして・・・
アイちゃん遊ばれて笑われてます。
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毎日楽しそうでよろしいなぁ(笑)

トリマー2014.8.9

トリミングサロンのトリマー3人はとても仲良し。
そして・・いつも笑っています。
笑いの理由も様々
へん顔が多いかも(笑)
先日トリミング中にこんな働いてます風のポーズで写真撮って笑い転げてました。
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エプロンの紐にタオルとスリッカーブラシをさして
後ろに手を回せば何でもとれますよ~~~と
知らない人が見たら腰痛??って思うかもね。
本当はこの後に続きがあるけれど・・・
彼女たちがお嫁にいけなくなっても困るので内々だけで大笑いしておきますね(爆)

職場体験実習2014.8.2

7月28日から8月2日の1週間、大阪ECO動物海洋専門学校の学生さんが職場体験実習に来ました。
中学生の職場体験と違い、来年から動物病院で実際に働くので
実習に対してもとても真剣に取り組んでいて、
あまり色々なことは手伝ってもらえませんでしたが
この1週間一緒に働いている私たちも新鮮でした。
CIMG2878.JPG
今回実習に来た学生さんは看護師の寺峰さんの後輩です。
寺峰さんの頃は1学年2クラスだったそうですが
今は1クラスで約30人くらいの学生さんが勉強をしているそうです。
以前に比べると人数が少なくなっているのが驚きでした。
今までにも何軒かの動物病院で実習をしてきたとのこと
今回の実習でも少しは勉強になってくれたかなぁ?
卒業までさらに色々学習し立派な動物看護師になってくださいね。
 

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