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院長&CHAMP君2013.6.6
院長とCHAMP君とがじゃれあってます。
訓練士の吉村先生に「その抱き方おかしい~~」といつも言われているのですが
CHAMP君もCAP君もまんざらではないんです。
この抱っこの仕方!
ほら・・・
CHAMP君も嬉しそうでしょ!!
ミーちゃん2013.6.4
いつも院長室のマットにもぐりこんで寝ているミーちゃん
(このために先日、セコムに逮捕されちゃいました)
いつもはこんな感じで寝ています。
でも今日はいつもともぐりこむ方向が違ってました。
で・・・
こんな感じで寝てました。
あ~~わかるわ~~~この気持ち!!
私も靴下とか嫌いなので、
いつも寝る時はお布団から足出して
まさにこんな感じで寝てます(笑)
ヴィヴィアンちゃん2013.6.3
5月23日から入院をしていたヴィヴィアンちゃん。
入院した時は脾臓は腫れてお腹が張っており、
著しい血小板の減少と白血球の増加がみられ
急性炎症を起こしていました。
入院後、血小板を増やす薬を使っていたのですがなかなか血小板が上がらず
ヴィヴィアンちゃんの状態も悪化していました。
このままでは亡くなるのを待つばかりでしたので
飼い主さんに輸血を行い血小板を少しでも増やし
手術を行ってはどうかとの提案をさせていただき
飼い主さんの了解を得ることができたので
25日、CAP君から輸血用の血液を採りヴィヴィアンちゃんに輸血をし、
直ちに脾臓摘出の手術を行いました。
血小板が少ないので出血には十分に気をつけ摘出した脾臓は1.3kgもありました。
術後、輸血の副反応と思われる黄疸も併発し
呼吸も苦しくこのまま亡くなってしまうのではないかと思うほど状態は悪化しましたが
ヴィヴィアンちゃんは頑張り日に日に食欲も回復し
まだ完全復活とまではいかないが自宅療養でもいいくらいまでになり
6月1日に退院しました。
とっても長い入院でしたが、また家族のもとに帰ることができて本当によかったです。
実は、ヴィヴィアンちゃんが輸血・手術を行った日、
8歳のダックスのゴン太ちゃんも脾臓が腫れて来院しました。
血液検査では貧血が認められ、レントゲンやエコー検査では脾臓に腫瘍があることが分かりました。
ゴン太ちゃんも貧血が激しく、血小板の減少がみられたのでCHAMP君の血を輸血し脾臓の摘出手術を行いました。
ゴン太ちゃんは脾臓の腫瘍が破裂をし、そこから大量の出血がありました。
これが貧血の原因です。
この貧血と腫瘍の影響で手術中も手術後も激しい不整脈がみられ
手術後眼を覚ましたのですが、残念ながらその日のうちに亡くなってしまいました。
脾臓摘出術は1年間のうちでもそれほど多い手術ではありません。
また輸血も1年の内に行う回数はそれほど多くないのに
1日に同じ様な状態のワンちゃんが2頭
ゴン太ちゃんは残念な結果になってしまいましたが、
ヴィヴィアンちゃんはゴン太ちゃんの分も頑張って生きて欲しいと思います。