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地域猫2021.1.28

昨日、今日と2日連続で地域猫の避妊手術と去勢手術がありました。

チケットの期限が迫ってきているため駆け込みで手術の予約が入ったんでしょね。
昨日の猫さんも今日の猫さんもきれいな猫さんでした。
地域の方にかわいがってもらっているのでしょかね。

地域猫が異常繁殖して地域の方とのトラブルにならないように、
猫さんと住人の方とうまいこと共存できるためには
避妊手術や去勢手術は大切なことと思います。

来年度も地域猫さんへの補助があるそうです。
コロナで県も大変とは思いますが・・・
今まで毎年、活動してきているので来年度も補助金が出てよかったです。

自宅の愛猫のでっ君は20歳
4月になると21歳になります。

昨年ごろよりすっかり弱ってしまい見るからにおじいちゃん猫さんになってしまいました。

また以前から何回か痙攣があり、抗痙攣薬の投与を行いなんとかコントロールをしていました。

しかし1月11日の早朝に大きな痙攣があり、しかも今までのような短時間ではなく1時間半もの間続きました。
以前に痙攣があったので自宅に抗痙攣薬の座薬を常備しておりすぐに投薬してもなかなか効果が表れず数回投与してようやく痙攣が収まりました。

今回の痙攣ではかなり脳にダメージがあり、ほとんど意識がなく刺激に対しても反応しなくなってしまいました。

またその後、激しい水様下痢や黄疸、血尿といろいろな症状が現れ、もうお別れの時が来てしまったと覚悟をしました。

しかし、昨日ごろより意識も戻り音や私たちに反応するようになり、餌も口に入れてあげると食べるようになってきました。

痙攣直後の危機的な状態からは少し脱したように思われます。
またいつ痙攣が起こるかわかりませんが・・・
もう少し一緒に生活できることを願っています。

昨日はブラベクトスポット犬用が発売されたことをご案内させていただきました。

本日はブラベクトスポットプラス猫用が発売されたことをご案内させていただきます。

ブラベクトスポット猫用は1回の投与でノミ・マダニ予防が3か月間持続する商品でした。
今回発売されたブラベクトスポットプラス猫用は1回の投与でノミ・マダニ予防が3か月間持続するのに加え、消化管内寄生虫の回虫と鉤虫の駆除も行うことが出来るようになりました。

ワンちゃん同様3か月に1回の投与でいいため、毎月投与しなければという煩わしさから解放することが出来ます。

ブラベクトプラスには順次変更していきます。

3か月間、ノミ・マダニ予防のできるブラベクト錠
ポーク味のチュアブルタイプで美味しく予防ができるので、ワンちゃんたちも喜んで食べてくれるので飼い主様もノミ・マダニ予防が簡単にできると好評です。

しかし、時々このチュアブル錠をなかなか食べてくれないワンちゃんがいます。
どうしても食べてくれない場合は、1回投与で1か月間効果が持続するシンパリカ錠やネクスガード錠でノミ・マダニ予防をしています。

1か月1回の投与だと1年間に12回毎月決まった日にお薬を投与しなくていけないので、忘れてしまったり面倒に思う飼い主さんもいます。

今回1回投与で3か月間効果が持続するブラベクトスポット犬用が発売されました。

3か月間効果が持続するブラベクト錠を投与したいがワンちゃんが食べてくれないと、ブラベクト錠の投与をあきらめていた飼い主様に朗報です。

1年4回の投与でノミ・マダニ予防が完全にできます。
真冬でもノミやマダニは活動しています。
大切な家族であるワンちゃんの健康のために、また飼い主様の投与によるストレス軽減のために、ブラベクトスポットをノミ・マダニ予防の選択肢の1つに考えてあげてください。

今日の手術は9歳のオスのトイプードルの真央君の肛門周囲腺腫と去勢手術でした。

肛門周囲腺腫は中～高齢の未去勢の肛門に発生することの多い腫瘍です。
良性の腫瘍のことがほとんどですが稀に悪性の肛門周囲腺癌のこともあります。

未去勢のオスによく発生するので再発予防のために去勢手術も同時に行いました。

去勢手術のみならば術後服だけでいいのですが、術後服では肛門を保護することが出来ないため、エリザベスカラーをつけての退院となりました。

抜糸までの間、不住な生活になりますが少し我慢してくださいね。