和歌山県橋本市 病気や予防、トリミングサロンの専門病院

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犬の手も借りたいが・・・2018.8.31

8月も今日で終わりです。

今年も8カ月が終わり残すところ4か月ですね。

 

この夏はとっても暑く、熱中症の危険が高かったですね。

9月もまだ暑さは続くそうですが長期予報では例年並みとのこと

早く秋が来てほしいと思います。

 

明日9月1日は院長不在となります。

たいへんご迷惑をおかけいたします。

 

9月1日はフィラリア予防薬の投薬日なので忙しいと思います。

猫の手ならぬ、CHAMP君の手も借りたいのですが・・・

まあ~~こんな調子なので期待できそうにありません。

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輸血2018.8.25

8歳のコーギーとダックスのハーフのチョコちゃん

8月22日、以前から診察をしていた皮膚病の検診に来院しました。

皮膚を痒がって赤くなっているとのことでしたが、皮膚病による紅斑ではなく紫斑が認められました。

 

紫斑が認められた場合、血小板減少症の可能性もあるので血液検査を行うと、血小板が著しく減少をしていました。

血小板が減少をすると紫斑や鼻出血や吐血、下血、血尿などが見られ、元気食欲がなくなります。

血小板減少症は死亡率の高い病気です。

 

チョコちゃんは22日から免疫抑制剤とステロイドの治療を3日間行いましたが、血小板が増加する傾向が見られませんでした。

いつ大量出血をおこしてもおかしくない状態だったので、

今日、CHAMP君から輸血を行いました。

 

ワンちゃんにももちろん血液型はあります。

CHAMP君の血液型はわかっていますがドナーであるチョコちゃんの血液型はすぐには検査をすることができません。

また人間のように血液バンクがありいつでも新鮮な血液が入手できるのならいいのですが

ワンちゃんや猫ちゃんには血液バンクがないので、クロスマッチ検査を行い血液凝集がみられないのを確認をして

輸血による副反応が起こらないか確認をしながらゆっくりと輸血を行いました。

 

CHAMP君の元気いっぱいの血液が入ったのだから・・・

絶対に元気になってくださいね。

 

CHAMP君は・・・鎮静をかけて採血を行い、鎮静が覚めるまでの間、歯石除去を行いました。

少し歯石が付き始めていた歯もピカピカ!

CHAMP君今日はお疲れさまでした。そして血液をどうもありがとう。DSC03116.JPG

くまこ2018.8.22

お盆前からミルクボランティアをしている子猫ちゃん

遠くからお墓参りに来た方がお墓の掃除をしている間に車のエンジン部分に子猫が入ってきたが、

自宅が遠いので連れて帰ることができないと生後3~4週齢の子猫ちゃんを連れて来院されました。

 

本来は子猫の引き取りは行っていないのですが、今回はご自宅が遠く子猫ちゃんに負担がかかりすぎると判断し引き取りをしました。

引き取ったときはまだ離乳ができていない子猫ちゃんだったので哺乳瓶でミルクを与えていました。

哺乳瓶にも慣れていないので慣れるまでの間は注射器ですこしずつミルクを与え徐々に哺乳瓶にならしていき、

乳歯が出始めで少し噛むようになってから離乳を始めました。

 

今ではお皿からフードを食べるようになりました。

またトイレトレーニングもはじめておりほぼトイレで排尿排便をすることができるようになってきました。

 

黒猫ちゃんでコロコロしているので「くまこ」と仮の名前を付けてかわいがっています。

もう新しい飼主さんも決まっており、もう少ししたらお嫁入りをします。

 

今、一番かわいい時期なのでお嫁に行ってしまうのは少し寂しいですが、

新しい家族の人たちにいっぱい愛情をもらって幸せに育ってほしいです。

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残暑お見舞い申し上げます。2018.8.18

お盆休みも終わり、暦のうえでは秋となり

台風の影響か朝晩は過ごしやすくなってきました。

 

お盆休みの長い人は19日まであるとのこと・・・

うらやましいですね。

 

なので・・・気持ちだけリゾート気分にと・・・

CHAMPくんとアイちゃんにアロハとムームーを着せてみました。

かわいいですね。

あ~~ハワイに行きたくなってきた~~~

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フィラリア予防薬の投薬日2018.8.1

今日は8月1日です。

フィラリア予防薬の投薬日です。

お忘れになっていませんか?

 

今年は例年に比べ異常に暑い日が続いています。

この暑さで蚊の吸血活動も低下していますが

蚊の吸血活動が停止したわけではありません。

朝や夜などの少し涼しくなった時間帯では蚊の吸血活動は盛んになります。

 

現在、フィラリアに感染してしまった場合、フィラリアの成虫を駆除する駆虫薬は日本にはありません。

感染してしまったら治療することができませんので、

絶対に感染しないように予防薬を投薬してください。

 

フィラリア予防薬を投薬する前に、できれば体重測定をしてください。

夏は暑いので散歩の回数や距離が少なくなることが多いです。

また気温と体温の差があまりないため基礎代謝も落ちるため

春先に比べると体重が増加しているワンちゃんや猫ちゃんが多いです。

 

フィラリア予防薬を投薬しても体重にあった薬を投薬しないと、フィラリアに感染することがあります。

予防薬には体重の範囲がありますのでギリギリだったワンちゃんや猫ちゃんは体重測定してください。

 

今日、CHAMP君も美味しくフィラリア予防をしました。

アイちゃんは下痢気味なので・・・2~3日様子をみて体調が回復してから投薬をします。

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