和歌山県橋本市 病気や予防、トリミングサロンの専門病院

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ブログ

2017.8.8

昨日の嵐が嘘のような今朝の天気。

昨日は怖かったですが、大きな被害がなくて本当に良かったです。

 

今朝、院長が出勤した時、

病院の駐車場にきれいな虹がかかっていました。

なにかいいことがあるかもしれませんね。

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ももぞう君2017.8.4

看護師の門阪さんの愛犬ももぞう君は11歳のビーグル犬です。

昨日、元気食欲がなく後肢がフラフラしてすぐに座りこんでしまい皮膚をすごく痒がると来院しました。

 

触診にて腰痛がありレントゲン検査にて老齢性変化の変形性脊椎症と椎間板ヘルニアを疑う所見がありました。

後肢のふらつきは椎間板ヘルニアによるものと思われました。

 

血液検査ではわずかな貧血が認められましたが生化学検査では異常はありませんでした。

ただ椎間板ヘルニアではあまり上昇が見られないCRPの上昇があり、体の何処かで急性炎症があること分かりました。

 

体の全身チェックでは左頬と歯肉の腫脹が見られ歯周病か腫瘍の可能性があります。

また前立腺肥大も見つかりました。

皮膚には細菌とマラセチアの感染があり痒みの原因となっていると思われます

 

椎間板ヘルニアといくつかの疾病が同時に起こってしまったため急に元気や食慾がなくなってしまったものと思われます。

抗生剤とステロイドを投薬し反応を見て治療方針を立てくことにしました。

 

今日のももぞう君は昨日に比べ足のふらつきも少しましになり、すぐに立ち上がることができるようになり痒みも落ち着き

また食欲も戻ってきているので内服薬を1週間投薬し、徐々にステロイドの減薬を行い、体調が落ち着いた段階で歯の処置を行うことになりました。

早く元気なももぞう君に戻りますように・・・

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