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CAP君2016.12.12
先日、CAP君の歯磨きを行っている時に、歯肉に腫瘤があることに気づきました。
また下顎の皮膚にもイボのような腫瘤がありました。
歯肉の腫瘤は良性のエプーリスの場合と悪性の癌の場合があります。
悪性の癌の場合、歯肉以外の組織や臓器に転移をし様々な症状を出し死に至ります。
良性の腫瘤では転移はありませんが徐々に大きくなり餌を食べるときに腫瘤を噛んでしまい出血してしまったり
また顔の風貌が変化してしまうことがあります。
腫瘤が大きくなり完全に摘出できなくなったり、癌で転移をしてしまってからでは手遅れになってしまうので
CAP君は12歳7か月とかなり老齢なのですが、今日手術を行いました。
術前のCAP君
診察台に乗り留置針を入れて血管を確保をしたところです。
まだ何も注射していないのですが、すっかり病人のようになっています。
歯肉と皮膚の腫瘤
手術が終わった後、まだ麻酔が効いているうちに少し歯と耳のお手入れと
健康診断のためのエコー検査も同時に行いました。
摘出した腫瘤は病理検査にだし、どのような腫瘤なのかを検査します。
検査の結果良性で完全切除であれば治療は終了です。
良性でも不完全切除、あるいは悪性との結果の場合は抗がん剤や放射線療法、免疫療法など次の治療を考慮します。
どうか良性で完全切除でありますように・・・
ぬーぷ君2016.12.7
トリマーの北井さんの愛犬ぬーぷ君は10歳のシーズー犬です。
3月3日、突然元気食欲がなくなり検査の結果、免疫介在性溶血性貧血を発病してしまいました。
発病当初は、日に日に赤血球が減少し粘膜が真っ白になり状態は悪化していきました。
すぐに免疫抑制剤とステロイドの投薬を行い治療しました。
幸いヌープ君は投薬して比較的早期に赤血球の破壊が止まり、輸血を行わなくても貧血は徐々に回復をしました。
ただこの病気は貧血が回復してすぐに投薬を中止をしたらすぐに再発をしてしまうことがよくあります。
また再発した時は以前と同じ治療を行っても薬の反応が悪く、最悪の場合赤血球の破壊が止まらず命を落としてしまうこともあります。
貧血が回復してからは約6か月ほどかけて徐々に薬を減量しそして休薬をします。
ぬーぷ君も9月にようやく休薬することができました。
その後も定期的に検診を行なっており、今日も検診に来院しました。
検査の結果、再発もみられず経過は良好です。
このまま再発せず元気に過ごしてくださいね。
ねこ2016.12.6
この頃すっかりブログの更新のさぼり癖がついてしまい・・・
これではダメだとネタ探しをしました。
でも・・・・
これと言って思い当たるネタがありません。
なので・・・
今日は猫の写真と先日箱根で買ってきた招き猫の写真で・・・
しばらくさぼっていたため・・・まだブログ更新の本調子でないので(言い訳してます。)
かる~くウォーミングアップということで・・・
我家の愛猫うすこちゃん
箱根の招き猫