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TOMMY君2015.6.18
今日の手術は8歳7ヶ月のトイプードルのTOMMY君の歯石除去手術でした。
もうすぐ9歳という年齢から考えると今までお手入れはしてくれていたと思いますが
そろそろ1回しっかりと歯のお手入れをしなくてはいけないなぁというくらい歯石が付着してきました。
毎日、診察をしているともっと歯石が付着し歯周病をおこしているワンちゃんをよく見かけます。
幸い、TOMMY君は歯石は付着していますがレントゲン検査でも歯周病をおこしてはいないようです。
歯石除去手術後はピカピカの歯に戻りました。
今後はまた歯石が付かないようにブラッシングを行い、歯周病予防をしてくださいね。
他のワンちゃんもこの程度で歯石除去を行ってくれると抜歯をしなくてもすむのですが・・・
実際はかなり重度の歯周病になってから歯石除去を行うので多くの歯を抜かなくてはいけない事の方が多いです。
早めの対策をしてあげてくださいね。
トラ吉君2015.6.17
5月15日 骨折が治癒して退院をしたトラ吉君
室内で安静にするように指示をしていたのですが・・・
自宅に帰ったら病院のトラ吉君とは一変し、
外に出た~~い、外に出た~~いと猛アピールをしながら
いたるところにマーキングをするそうで・・・・
飼い主さんも根負けをしてしまい外に遊びに出したそうです。
外に遊びに行くようになりすぐに今度はパットを外傷
ぱっくりと切れてしまいまたまた病院に舞い戻ってきました。
退院して再入院するまでの日数は・・・20日間
あんなに外に出さないようにって言ったのに・・・
雛2015.6.15
ツバメの雛が孵ったようです。
今朝、出勤してきたらツバメの巣の下に卵の殻が落ちていました。
少なくとも2羽はいるようですね。
親ツバメも巣の淵にとまっています。
雛をつぶさないようにしているのでしょうね。
もう少しでかわいい雛たちの顔を見ることが出来ます。
楽しみですね。
CAP君2015.6.10
午後の診察が始まる前、看護師の寺峰さんが
「CAP君がどうもおかしいです。
ご飯は普通に食べたのですが・・・
お腹が張っているし歩き方がヨタヨタしています」と・・・
CAP君は私の顔を見るといつものようにおやつを欲しそうにしていましたが、
寺峰さんの言うようにお腹が異常に膨れていました。
おなかのレントゲンをとってみると胃にガスが溜まり異常に張っていました。
胃拡張をおこしていました。
このままガスが流れずガスが溜まれば横隔膜や血管を圧迫し最悪の場合なくなってしまうこともあるので、
すぐに鎮静をかけておなかに溜まったガスを抜き、点滴と胃腸運動改善薬を投与しました。
今は鎮静からも醒めて、胃のガスも抜けていつものお腹の状態にもどっています。
ただ、先日の血液検査で蛋白質が低く炎症性腸症(IBD)を起こしていることが解り現在治療中のCAP君
今回の胃拡張もIBDと関連があるかも知れないので、これからは今まで以上に気を付けて様子を見てあげなくてはいけません。
まだ11歳・・・それとももう11歳?
いつまでも元気でいてくださいね。
ツバメ2015.6.2
今年の春から病院の周りにはたくさんのツバメが飛んで来ていました。
でも巣作りをして産卵し雛を育てるということはありませんでした。
また昨年作った巣は、雛がいるわけでもないのにカラスに襲撃されて半壊していました。
でもこの半壊した巣を先日からリフォームしているなぁと思っていたら
なんとなんとツバメの夫婦がここで子育てをすることにしたようです。
先週から巣に座って卵を温めているみたいです。
一昨年、昨年と雛が孵化したころ、カラスに襲撃されて巣ごと破壊されたので
今年もツバメの親子をカラスから守るために紐を張って巣にカラスが近づけないようにしました。
今年はもうツバメは来ないのかと寂しく思っていたので、雛の誕生がとても待ち遠しいです。