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カノンちゃん2021.04.30
7歳10か月のトイプードルのカノンちゃん
陰部から膿が出ていると来院されました。
血液検査では軽から中程度の炎症があり、またエコー検査では子宮内に液体の貯留があることがわかり子宮蓄膿症と診断しました。
そして4月28日の夜に手術を行いました。
カノンちゃんは体重がわずか1.5㎏しかなかったため、麻酔管理はとても気を使いましたが、何とか無事に手術を終えることが出来ました。
術後の回復も順調なので明日退院することになりました。
4月24日にもトイプードルのマリンちゃんの子宮蓄膿症の手術がありました。
子宮蓄膿症は中~高齢の雌犬の発情後に発症し、多飲多尿、元気食欲の消失、陰部からの膿や腹部腫れるなどの症状が出ます。
治療が遅くなると多臓器不全で死に至る恐ろしい病気です。
治療の第一選択肢は手術です。
マリンちゃんもカノンちゃんも無事に退院することが出来て本当に良かったです。
