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モコちゃん2021.03.01
今日は緊急夜オペがありました。
9歳のトイプードルのモコちゃん。
2年前に臍ヘルニアの疑いがあると言われていました。
2月25日ごろより、お臍が大きくなりはじめ、今日はパンパンになっていると来院されました。
血液検査、レントゲン検査、エコー検査を行い、ヘルニア内に腸管は入り込んではいないが脂肪組織が入り込み炎症を起こし皮膚に発赤となっていることがわかりました。
このままではヘルニア内の脂肪組織が壊死を起こしてくるため、夜オペを行いヘルニアの整復を行いました。

ヘルニア内に入り込んできた脂肪組織は出血し血腫もできていました。
臍ヘルニアや鼠径ヘルニア、腹壁ヘルニアなど、急に大きくなったときはすぐにご来意ください。
もし腸管が入り込み絞扼され壊死を起こしたら腸管を切除しなくてはいけなくなります。
そして最悪の場合命を落としてしまうこともあります。
日々、観察をしてあげてください。