
病院日記
私達スタッフが過ごしている毎日を通して、やぐら動物病院がどんな病院かを知っていただけたらと思います。
院内セミナー
今日、吉村先生を講師に迎えてしつけの院内セミナーの3回目がありました。
今回のテーマは『じゃれ噛み』です。
子犬ちゃんにとって、飼い主さんの手や洋服の袖やズボンの裾を引っ張って遊ぶことはとても楽しいことです。
でも、これは袖や裾を引っ張ることが楽しいのではなく、飼い主さんが『痛い』とか『離しなさい』など声を上げて反応することが楽しいのです。
ですから、まずダメっと言って口を離すトレーニングをしてください。
そのときにご褒美や他のおもちゃなどを使用すると物覚えは速いです。
そして、口を離したときに必ず褒めてあげてください。
そして手や袖や裾の代わりになる噛んでもいいおもちゃを与え、一緒に遊んであげてください。
ワンちゃんは飼い主さんの手や袖や裾を噛むことで心のバランスをとっていたので、手や袖や裾の代わりになるものを与えないと必ずまた他のものを噛んで問題行動を起こします。
また、ワンちゃんが物をすぐ破壊してしまうとの相談を受けますが、まずは噛まれて困るものは置かない、噛まれない環境を作ることが大切です。
飼い主さんは知らず知らずの間に、ワンちゃんが物を壊すとワンちゃんを叱ったりします。
ワンちゃんは叱られてもいいから自分を見て欲しいのです。
ワンちゃんの頭の中では、物を壊せば飼い主さんが構ってくれる・・・とインプットされてしまうので、ますます物を破壊します。
この悪循環を断ち切るためには、噛まれない環境を作ることと、悪いことをしていない時に褒めてあげることと、噛まれてもいいおもちゃを与え遊んであげることが大切です。
楽しい時間をたくさん作ってあげるとじゃれ噛みは少なくなります。
フィラリア症
7歳のメスのシェルティーのモモちゃん。
昨日より急に元気・食欲が無くなり、嘔吐をし、赤黒い尿をするようになり、今朝、来院をしました。
問診を取り、触診をし、聴診をしたところ、フィラリア症の急性発症型の大静脈症候群に特徴的な心雑音を聴診することが出来ました。
この大静脈症候群とはフィラリア虫体が本来の寄生部位である肺動脈から右心房や大静脈に移動することにより弁膜の閉鎖不全をを起こし、循環障害が起こり肝不全や腎不全や肺水腫を起こしわずか数日で死亡する恐ろしい病態です。
モモちゃんには肝不全・腎不全が認められ、かなり状態は悪いのですが、このままでは確実に亡くなってしまいますので、危険覚悟で手術を行いました。
モモちゃんはなんとか麻酔に持ちこたえてくれて無事に手術を終えることが出来ました。
そして19匹のフィラリアを取り出すことができました。
手術は終わったのですが、腎臓や肝臓が悪いのでまだまだ治療が必要です。
腎臓のダメージが可逆的であることを願い治療を続け、元気になって無事に退院をして欲しいです。
フィラリアは命取りとなる病気です。
今年のフィラリア予防は6月からです。
フィラリアに感染しないように、モモちゃんのような手術をしないためにも必ず予防をしてあげてください。
フィラリア予防は飼い主さんの義務ですよ!
家政婦は見た
尿閉
不思議なもので、病気って続くんですよね・・・
先日、私は血液疾患ばかり立て続けに3症例診察しました。
今院長は猫の泌尿器疾患ばかり3症例をこの3日間で入院させています。
1頭は慢性腎不全のオチョンちゃん。
残りの2頭は尿道結石による尿閉のプリン君とジン君。
プリン君とジン君の2頭とも、血液検査では腎臓の数値(BUN、クレアチニン、無機リン)の値は測定不能、そして今まで私たちが経験したことがないほど高いカリウム値。
よくこれで生きているなぁと言うくらい状態は悪いです。
飼い主さんによると、排尿異常は2日位前からあったとのこと。
尿閉の状態が3日以上続くと尿毒症のために死亡してしまします。
ここ何日か、暖かかったのが急に寒くなり下部尿路疾患を発症してしまった猫ちゃんが何頭か来院をしています。
猫ちゃんがトイレに何回も行く、血尿が見られる、トイレで排尿姿勢をとったまま動かない、排尿をしながら鳴く、腹部を触ると嫌がる、元気食欲が無く嘔吐しているなどの症状が見られた場合は尿閉や膀胱炎などの下部尿路疾患が疑われます。
1日様子を見ようでは命取りになってしまうこともありますので、すぐにご来院ください。
そしてよく猫ちゃんの様子を観察してあげてくださいね。
雨
コータちゃん
3月1日のブログに載せたコータちゃんが、今日退院しました。
でも・・・
完全に良くなっての退院ではありません。
以前よりは貧血の状態がましなので、とりあえず退院しよう・・ってくらいの感じです。
まだまだ、いつ再発してもおかしくない状態で、まだまだ投薬が必要ですし、状態によっては更に違う薬も必要です。
ただ、長い間、病院にいるよりは食欲も戻っているので、自宅のほうがコータちゃんも安心できると思います。
今回、コータちゃんのことをブログに載せたとき、以前、やはりこの病気でワンちゃんを亡くした方から、「輸血が必要なら自宅のワンちゃんの血を供血します。」との申し出がありました。
幸い、そのときコータちゃんの貧血が進むのが止まり、血液が再生し始めていたときだったので、輸血は行わなかったのですが本当にそのお気持ちがありがたく、嬉しかったです。
この方の気持ちも重く受け止め、コータちゃんが治癒するように全力で治療したいと思います。
太宰治
春うらら
みゅうちゃん
今日、避妊手術のために来院したみゅうちゃんです。
手術の終わった後、普通の猫ちゃんの場合、痛みと場所が変わったことよる不安からじっとしていいることが多いのですが・・・
みゅうちゃんは活動的なんです。
キャリーバックに入れても、ちょっとの隙間から出てきてスリスリ・・・
何回も何回もキャリーから出てはスリスリを繰り返してくれるんですぅ〜〜〜!!
あまりの可愛さに思わす飼い主さんに『返したくない』って言っちゃいました!!

