和歌山橋本市にあるやぐら動物病院は病気や予防、トリミングサロンの専門病院です。
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病院日記

病院日記

私達スタッフが過ごしている毎日を通して、やぐら動物病院がどんな病院かを知っていただけたらと思います。

鼠径ヘルニア

2019.03.18 Monday

毎日の診察で時々みるけれども特別多いわけではない病気というのがあります。
そんな滅茶苦茶多いわけではないはずの病気が立て続けに何頭も来院されることがたまにあります。

よくある疾患として子宮蓄膿症などは続けて何頭か来ることがあります。
(発情の後に発症するので時期があるんでしょうね)
看護師たちも「また子宮蓄膿症ですね。」と言っています。

でも今回は…・子宮蓄膿症ではなく
鼠径ヘルニアです。


鼠径ヘルニアとは足の付け根(鼠径部)にある隙間から脂肪や腹腔内の臓器の一部が皮膚のすぐ下に出てきてしまう状態の事です。
悪化すると小腸や膀胱、子宮などが出てくることもあります。

隙間が小さく鼠径部のふくらみが小さい場合は無症状ですが、隙間が大きくなるとヘルニア内に小腸などが入り込み腸閉塞を起こし、嘔吐や下痢、便秘、元気・食欲の低下などの症状が現れます。

またヘルニア内に膀胱が入り込んでしまうと排尿ができなくなります。


原因ははっきりとはわかっていませんが、先天的な鼠径輪の異常で起こることが多いです。
その他に後天的な原因として、事故による外傷や腹圧の上昇により起こることもあります。

治療はヘルニアが小さい場合は経過観察を行うこともありますが、基本的には外科手術を行い、飛び出した臓器を元に戻してから開いた隙間を塞ぎます。
腸管、膀胱膀胱、子宮が飛び出している場合は至急に手術を行う必要があります。


2月27日 ダックスとパピヨンのハーフのポカリ君(9歳2か月)
小腸がヘルニア孔に入り絞扼していた為緊急手術

3月4日 ダックスとチワワのハーフのフゥちゃん(11歳2か月)
発情に伴い子宮がヘルニア孔に入り込む

3月13日 ダックスのシェリーちゃん(4歳10か月)
ヘルニア孔に腹腔内脂肪が入り込む

3月15日 ダックスのラムネちゃん(避妊メス 9歳5か月)
夜中にソワソワとして動き回る 以前は無かった鼠径部に膨らみがあり圧迫により元に戻る。
再び大きく膨らんだり、ソワソワと落ち着かないことがあれば手術をするように指示をして経過観察中

以前からダックスやダックスミックスのワンちゃんはよく発症しています。
ダックスは腹の筋肉が弱いとセミナーで講師の先生が言ってました。



20日くらいの間で4頭は多いですね。
流石に5頭目は無いと思います。
(でも・・・今日会陰ヘルニアの柴犬のクロ君が来院しました・・・)

ラッキー君

2019.03.13 Wednesday

9歳のオスのミニチュアダックスのラッキー君

3年前に椎間板ヘルニアになりました。その時はネオベッツvrセンターにて手術を行い起立・歩行が可能となりました。


しかし3月1日よりまた椎間板ヘルニアのため起立・歩行ができなくなりました。
今回は手術をせず再生医療の幹細胞療法での治療を希望されたため、
田辺市の先生から紹介をうけて3月8日来院されました。

幹細胞療法(ADSC)についてインフォームドコンセントさせていただき、同意をしていただけたので今日1回目の幹細胞療法を行いました。


今日点滴をしても明日からすぐに起立したり歩きはじめるわけではないので、今まで通りケージレストとリハビリをしていただき2週間後に来院を指示しました。

以前はダックスの椎間板ヘルニアはよくありましたがここ数年は椎間板ヘルニアを起こしやすい年齢のダックスも減少してきたので幹細胞療法までするワンちゃんは少なくなっていました。


ダックスブームが終わり以前のような椎間板ヘルニアのダックスは多くはありませんが、近年はトイプードルの椎間板ヘルニアが増加しています。

人間においても制限付きですが脊髄損傷の患者さんに幹細胞療法がおこなわれるようになるそうです。
人での治療が行われるということはそれだけのエビデンスがあるということですよね。
ワンちゃんや猫ちゃんでも効果が期待できるということです。

リハビリを頑張って・・・歩けるようになることを祈ります。

リンちゃん

2019.03.12 Tuesday

12歳のチワワのリンちゃん
3月9日(土)午後の診察終了間際に来院されました。
元気食欲がないとの事。

血液検査、レントゲン検査、エコー検査の結果、子宮蓄膿症と診断をしました。
子宮蓄膿症は発情後に発症し元気食欲の低下、多飲多尿、腹部膨満、外陰部から膿の排出などの症状があります。
治療は手術により子宮と卵巣の摘出がファーストチョイスとなります。
ただし手術手術ができない場合は内科的に抗生剤やホルモン剤の投与を行います。

リンちゃんは心臓病がありリスクは高かったのですが、飼主さんが手術に同意をしてくださり、
少しでも体調をよくして主述に耐えれるように9日夜から内科的治療を行い、昨日11日に手術を行いました。

手術前はぐったりとしておりとても心配しましたが、麻酔も安定しており無事に手術を行うことができました。
驚くことに、術後数時間後には食事も食べてくれました。

今日は昨日とは打って変わってとても元気になり食欲も旺盛で順調に回復をしてくれています。
痛み止めの点滴も今日で終了となりました。

元気になってよかったです。
退院が待ち遠しいですね。

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スタチン封入ナノ粒子縫合ADSC

2019.03.09 Saturday

2月2日〜3日に行われた日本獣医再生医療学会でとても気になる発表がありました。

次世代型の幹細胞療法として多彩な生物学的作用を有するスタチン製剤のドラックデリバリーシステムとして脂肪由来幹細胞(ADSC)を活用し難治性疾患治療に対する有効性を検討したという発表です。

ADSCスタチン封入ナノ粒子を抱合させてマウスの心筋梗塞に投与たところ2か月後の組織像では梗塞部に新たな心筋の再生が認められたとのことです。

潰瘍性大腸炎、間質性肺炎などの炎症疾患、認知症やアルツハイマー病などの神経精神疾患、変形性膝関節症モデルマウス、そして慢性腎不全猫においても治療効果が認められたとのことです。

以前、ADSCは慢性腎臓病に効果があると言われており当院でも何頭かの猫ちゃんに治療を行いました。
しかし目に見えて効果が表れる症例はあまりなく現在では慢性腎臓病には効果がないと言われています。


今回の発表では従来のADSCを2回投与をしても効果を示さなかった症例に、ナノ粒子抱合ADSCを投与した途端に著効したとのことです。


この発表を聞いた後すぐに演者の先生や共同研究をされた先生に連絡を取り、
詳しい内容やナノ粒子抱合方法をお聞きしました。
そして新たにADSCを作成をしスタチンナノ粒子を抱合させて、
わが家の愛猫のデッ君に昨日投与をしてみました。

デッ君は18歳11か月の去勢オス、慢性腎臓病のステージ2、また股関節や肘関節などに骨関節症があります。

この治療法はまだ確立された治療法ではなく臨床例を集めている段階ですが、慢性腎臓病に効果があるようなら猫ちゃん達に未来が開けると思い研究に協力をさせていただくことになりました。

来週は20歳のミーちゃんに投与する予定です。ミーちゃんも慢性腎臓病ステージ2(前回の検査では・・・)です。

2週間ごとに3回投与をして血液検査や一般状態のデーターを取ります。
まだステージ2なので劇的な効果が出るか疑問ですが、良い結果が出ることを期待しています。

慢性腎臓病の猫ちゃんや骨関節症の猫ちゃんに未来がありますように・・・

短頭種気道症候群

2019.03.08 Friday

生後8か月のフレンチブルドックのつくねちゃん
今日は避妊手術と短頭種気道症候群の手術を行いました。

短頭種気道症候群とは呼吸困難を起こすいくつか異常です。
外鼻孔狭窄、軟口蓋過長、喉頭小嚢外反、喉頭虚脱、気管低形成、扁桃の肥大です。

好発犬種は短頭種であるブルドック、フレンチブルドック、ボストンテリア、ペキニーズ、パグ、シーズー、ボクサー、ラサアプソなどです。

症状は呼吸困難、いびき、運動不耐性、チアノーゼ、失神、虚脱です

今回は外鼻孔狭窄と軟口蓋過長の手術を行いました。
飼主さんは見た目ではなく少しでも呼吸が楽になるようにとのこと
鼻の穴が大きくなりました。

術前の鼻孔

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術後の鼻孔

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迷子の猫を探しています。

2019.03.06 Wednesday

2月25日(月)の夜、隅田町下兵庫で猫が迷子になりました。

白と茶トラの14歳くらいのメス猫です。

赤いチェック柄の首輪をしています。
尻尾は短めです。


名前は「チャコ」ちゃんです。

目撃情報がありましたらご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

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ミルクちゃん

2019.03.02 Saturday

11歳のチワワのミルクちゃん
今日はトリミングサロンでシャンプー&カットでおめかしです。

いつも可愛いラブリーなお洋服をきているミルクちゃん
今日は明日がお雛様ということでお着物を着てドレスアップです。

いつも可愛くてシャンプーしているのを見るだけで癒されます。

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3月のお知らせ

2019.02.28 Thursday

今日2月28日、今月ももう終わりです。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言いますが、本当に月日に流れるのは早いです。
今年ももう2か月、1年の1/6終わったんですね。


3月の診察の時間変更などのお知らせです。

3月2日(土)午後の診察は院長不在となります。
院長の診察をご希望の方は午前の診察でご来院ください。

3月14日(木)セミナー参加のため午後の診察は7時までとさせていただきます。
(受付は6時45分まで)

たいへんご迷惑をおかけいたします。

3月になりましたら狂犬病予防注射、フィラリア検査・予防、ノミ・ダニ予防が始まります。
3月前半はまだ混雑していないと思われます。
3月後半以降は混雑が予想されます。

どうぞご理解お願いいたします。

2019.02.27 Wednesday

昨日、我家の愛猫の話を書きましたが・・
猫の死因についての記事を見つけました。


ワンちゃんも猫ちゃんも人間同様高齢化しています。
大切な家族の一員である猫ちゃんの少しの変化も見落とさないでほしと思います。


(以下引用)

猫の死因で、がんと並んで多いのが“腎臓病”。急性と慢性があり、症状や原因は異なるが、いずれも早期発見&早期治療により生存期間を延ばせるという。病気のサインから症状、治療方法などを紹介する。

 腎臓は腰のあたりにあるソラマメ形をした臓器で、左右に1つずつある。おしっこを作る役割があるほか、血圧の調整や赤血球を作るためのホルモンの分泌、カルシウムの吸収を助けるビタミンDの活性化など、さまざまな働きがある。

 そんな大事な腎臓の機能が低下する「腎臓病」には、急激に症状が進む“急性腎臓病”と、長期にわたりゆっくり進行する“慢性腎臓病”があり、慢性腎臓病は高齢の猫に多いと白金高輪動物病院・中央アニマルクリニック顧問の獣医師・佐藤貴紀さんは言う。

「急性と慢性では、症状にも違いがあります。慢性の場合、はじめは飲水量とおしっこの量が増えますが、その後は反対に、おしっこの量が減るなど尿量の変化が起こります。

 一方、急性の場合は1週間以内に症状が進行するため、多尿期がなく、突然、乏尿・無尿になります。さらに食欲不振、嘔吐、下痢などの症状も現れます」(佐藤さん・以下同)

 元気がなくなって、体形が変わるほど体重が減少したら要注意だ。

◆食事療法で生存期間が約3倍に

 高齢の猫に慢性腎臓病が多いのは、加齢により腎機能が低下するためだという。一方、急性腎臓病の原因は大きく次の3つに分類できる。

【1】心臓など、腎臓より前の臓器に問題が発生し、腎臓への血流量が低下して起こる
【2】腎臓そのものが障害を受けて起こる
【3】排泄器官など、腎臓より後ろにある臓器に問題が発生し、その影響で起こる

「【1】は、主に脱水や心不全などにより腎臓に送り込まれる血液量の減少などで引き起こされます。【2】の原因は、水分不足。猫は祖先が砂漠で生活していた経緯もあり、日頃から水分をあまり摂りません。猫の腎臓は貴重な水分を体に残そうと、老廃物から水分を再吸収することに重点をおくため、腎臓の働きが弱くなり、血流が悪くなって体調を悪化させるのです」

 さらに、ぶどうやユリ科の植物を食べて中毒になるケースや、ウイルスによる感染症なども【2】に当てはまる。

 【3】は、尿路結石など排泄のトラブルが引き金となる。

 長期的に腎臓が障害を受けると、重度の貧血により、最悪は死に至る。

「腎臓病が発症する原因はさまざまで、複合的な要因が関係しています。急性から慢性に移行するケースもあります。慢性化すると元には戻らないので、早期発見・早期治療が大事となります」

 いつもは水を飲みたがらないのに急に飲む量が増えた、おしっこの量が増えたなどといった場合はすぐに病院へ。

「治療として最も効果が期待できるのが、食事療法です。腎臓病食を与えた猫は、与えなかった腎臓病の猫よりも約3倍も生存期間が長かったとの報告もあります」

 完治は難しくても、病気の進行は遅らせられる。日頃から、愛猫の体重の減少や尿の量・頻度には気を配りたい。

※女性セブン2019年3月7日号

うす子ちゃん

2019.02.26 Tuesday

わが家の愛猫うすこちゃん
2000年4月生まれなのでもうすぐ19さいの女の子です。

シニア期になってから痙攣があり抗痙攣薬を投薬しています。
シニア期からの痙攣になると脳腫瘍などの可能性もあります。
CTやMRI検査をおこなえば腫瘍なのか非腫瘍なのかは診断することは出来ますが、
慢性腎臓病もあるため精査は行っていません。
昨年1月には突然神経症状もでて、歩行もヨチヨチ歩きになっています。

ここ2〜3日ほど前から徐々に食欲が低下し、少し飲水量も少なくなっており心配していたところ、夜中に痙攣発作が起こりました。

滅多なことでは目が覚めない私が、一緒に寝ていたので目が覚めて気が付きました。
流涎がすごくうす子ちゃんの手足も私のパジャマも濡れてました。
もうこのまま亡くなってしまうのではと思うほどでした。
しばらくしたら落ち着いたのですが、心配で心配で・・・・
朝、息もして声掛けに反応してくれて少し安堵しました。

朝になると落ち着いてましたが、診察中に検査と治療を行いました。
前回の検査よりも腎臓病が悪化していました。
でも・・・フードやチュールも少し食べてくれて・・・
今はいつものように院長室のベットで寝ています。

19歳で痙攣と慢性腎臓病のうすこちゃん。
ママとしてはまだまだ長生きをしてほしいのですが・・・
そろそろ心の準備も必要な時なんですかね・・・

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