和歌山橋本市にあるやぐら動物病院は病気や予防、トリミングサロンの専門病院です。
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病院日記

病院日記

私達スタッフが過ごしている毎日を通して、やぐら動物病院がどんな病院かを知っていただけたらと思います。

4月のお知らせ

2019.03.30 Saturday

月曜日からは4月ですね。
4月1日には新しい元号も発表されますね。
昭和、平成、そして次の元号、3つの時代を生きてるんですねぇ・・


4月からは新しい年度にもなります。
狂犬病予防注射も始まります。
4月8日(月)、16日(火)、24日(水)は狂犬病集合注射のため午前の診察は院長不在となります。
たいへんご迷惑をおかけいたします。



4月11日(木)、19日(金)はセミナー参加のため午後の診察は7時までとなります。
フィラリアシーズンで混雑している時で申し訳ありません。

GWは4月28日(日)29日(月)5月3日(金)4日(土)5日(日)6日(月)は休診させていただきます。
4月30日(火))、5月1日(水)、2日(木)は通常通り診察を行います。
(例年のGWと同じように診察を行います。)



4月初旬にフィラリア予防のDMを郵送いたします。
LINEのQRコードがありますのでご登録お願いいたします。
休診や時間変更、新商品などのご案内をさせていただきます。

スタチン封入ナノ粒子ADSC

2019.03.29 Friday

今日、ミーちゃんのスタチン封入ナノ粒子ADSCの2回目の点滴をしました。
2週間前に1回目の点滴を行いデーターを集めています。
点滴前、点滴後1週間、点滴後2週間と採血を行い貧血と腎臓の検査いました。

検査の結果は変化なしです。
(これは学会の発表でも検査の数値には変化は見られないとのことでした)


ただこの2週間で変化したことは・・・
ミーちゃんがよく動くようになったことです。
いつも院長室のミーちゃんのベットで寝ていて、トイレの時と水を飲むときしかベットから降りてこなかったのですが、
今は、私が座ると膝の上に来て甘えてきます。

学会でもQOLが向上すると発表していました。
今回2回目の点滴を行い、2週間後に3回目の点滴をします。


この効果がどのくらい持続するのかが楽しみです。

来週はデッ君に3回目の点滴を行います。
デッ君もQOLは向上しているので今後の変化を期待します。

3回点滴後の感想はまた後日報告させていただきます。

犬の注射への恐怖心を和らげる方法

2019.03.26 Tuesday

春になるとワンちゃん達はフィラリアの検査やフィラリアの予防注射、また狂犬病予防注射の時期となります。
動物病院や注射が怖くて叫んだり暴れたりするワンちゃんがいます。
少しでも恐怖心を和らげてあげることによりワンちゃんも飼主さんもストレスが軽減し動物病院に来院する苦痛がなくなります。

犬の注射への恐怖心を和らげる方法についての記事がありましたので参考にしてください。


(以下引用)

”賊,鮃イな場所にする

注射が苦手で恐怖心を持っている犬の多くは動物病院そのものに対しても恐怖心を抱いています。
動物病院で注射やさまざまな治療を受けて痛い思いや怖い思いをした経験があるのであれば、動物病院に対して恐怖心を持つのも当然でしょう。

“嫌いな場所”で“痛い思い”をさせられるというのは、私たち人間だって嫌ですよね。
そのため、「動物病院が見えると逆方向に歩いていこうとする」「動物病院の駐車場についても車から降りない」といったエピソードもよく耳にします。
注射だけでなく動物病院そのものを怖がってしまっている場合には、まず動物病院への抵抗をなくすことから始めましょう。

動物病院は基本的に病気になった時や注射が必要な時だけ行く場所なので、犬にとって楽しい場所にはなりにくいと思います。

だからこそ病院の入り口や待合室でとっておきのおやつをあげたり、獣医師や看護師に協力してもらい、おやつをあげてもらったりなでてもらったりして、「動物病院に行くといいことがある」という経験を積み重ねて場所に対する恐怖心を和らげてあげましょう。

“好きな場所”で“好きな先生たち”に注射を受けるのであれば、その恐怖心も減り乗り越えやすくなるでしょう。


注射を打つタイミングに気をそらす

病気を防ぐため狂犬病などのワクチン接種をしたり、検査のために採血をしたりします。
犬の健康を守るために行うことですが、犬にはそれを理解することはできず、注射はただ痛い思いをさせられるものとしてしか認識できないでしょう。

「病気にならないためだからね!」「1年に1回だから頑張ろうね!」など言葉で説得しても伝わりませんし、人間に子供のように「これを頑張ったらおもちゃを買ってあげる」などのごほうび作戦も通用しないでしょう。

ですから、注射に対する犬の恐怖心を和らげるためには気をそらすという方法が有効です。
犬に理解・納得させておとなしくさせるというのはむずかしいので、注射を打つタイミングで犬に話しかけたり、獣医さんなどと話をしている隙に何気なく注射をしてしまうなどできるだけ身構えさせないように工夫するといいでしょう。

もちろん注射時に犬が動いてしまうと危険なので動いてしまわない程度に気を引くということを心掛けましょう。
それと並行して上記のような方法でできるだけ怖がらせないようにじっくり動物病院を好きにさせてあげるといいと思います。


I櫃っていることを叱らない

犬が注射を怖がるのは無理もないことだと思います。健康のためと理解出来ている私たち人間ですら注射は怖いと思うものですし、大人としての体裁や理性から泣きわめくようなことはせず我慢しますが、できるだけ受けたくないという人が多いと思います。

そのため、まずは犬が注射を怖がるという気持ちを理解してあげてください。
怖がっている時や嫌がっている時はできるだけ怒ったり叱ったりしないようにしましょう。

恐怖心を感じている時に叱られたり、飼い主に体を抑えつけられて無理強いされることはとてもつらいものです。
それが原因で犬が飼い主を信用できなくなるということもめずらしいことではありません。

犬が嫌がっていても注射を打たないといけないことはあると思います。そんな時は犬を抑える行為などはプロである看護師に任せ、飼い主さんは落ち着いた声のトーンで優しく励ましの声をかけてあげるようにしましょう。


<まとめ>犬の恐怖心を和らげる方法について

犬の中にも注射が大嫌いで大暴れする犬もいれば、全く動じず静かに受け入れる犬もいるでしょう。
しかしそれで犬の性格や気質が評価されるようなものではありませんし、飼い主がそれを恥じたり情けないなどと感じる必要は全くありません。
わけもわからず痛い思いをする注射を嫌がるのは当然の事です。

そんな犬たちをサポートするために、私たち飼い主にできることは「少しでも恐怖心を和らげる」事です。動物病院で獣医師などのスタッフさんにいい印象をつけることや、犬の気持ちに寄り添って頭ごなしに叱りつけたりしないことが大切だと思います。

動物病院を好きにさせたり注射をおとなしく受け入れられるようになるには時間がかかる場合もあると思います。
ですが、犬にとって注射は一生付き合っていかなければならないものですので、ここで紹介した対処法などを参考にして、じっくりと場合によっては時間をかけてでも、恐怖心を和らげるような対応を心掛けでいきましょう。

Happy Birthday

2019.03.22 Friday

今日はCHAMP君のお誕生日です。
2011年生まれなので8歳になりました。

人間で言えば・・・・60歳
還暦です。

以前に比べるとかなりおとなしくなりました。
でもまだまだ食欲だけは若いものにはまけません!!

お誕生日おめでとう!!いつまでも元気で長生きしてくださいね!
24日お誕生日の院長と・・・
(アラ還の2ショット)

DSC05466.JPG

犬と猫の乳腺腫瘍

2019.03.19 Tuesday

17日の日曜日にセミナーに参加しました。
今回のテーマは「体表および乳腺腫瘍の診断と外科治療」です。


乳腺腫瘍の発症年齢、犬は10〜11歳、猫は10〜12歳に多いと言われています。
乳腺腫瘍の発生と避妊手術の時期に関連があると言われており
犬では、初回発情前に避妊手術を行った場合の発生率は0.5%
2回目発情前に手術を行った場合の発生率は8%
2〜3回目発情の間で手術を行った場合26%です。


猫の場合6か月避妊手術を行った場合の発症リスク低減効果は91%
1歳までに手術を行った場合の発症リスク低減効果は86%です。


犬と猫の乳腺腫瘍の臨床的ステージ分類は腫瘍のサイズ、リンパ節転移、遠隔転移により分類されます。

犬の場合ステージ気麓鞜腓離汽ぅ困3儖焚
ステージ兇魯汽ぅ困3−5
ステージ靴錬記儖幣
ステージ犬魯螢鵐兩疆尚椶△
ステージ垢榔鶻崚尚椶△


猫のステージ気魯汽ぅ困2儖焚
ステージ兇魯汽ぅ困2−3
ステージ靴魯汽ぅ困3儖幣紊泙燭魯螢鵐兩疆尚椶△
ステージ犬榔鶻崚尚椶△

犬の乳腺腫瘍の治療方針は
高齢の犬では小さいものは放置してもいいかもしれないが中年齢(9〜11歳)の犬では悪性転化も考慮すると積極的に治療すべき
特に3僂鯆兇┐詁腺腫瘍は完全切除をするべき
小さくても浸潤固着のものはすぐには手術をせず、短中期的再ステージングで経過チェックをする。

猫の乳腺腫瘍の治療方針
猫の乳腺腫瘍は基本的に予後不良
小さくても外科手術は基本的に両側全切除が推奨される
リンパ節転移は予後不良因子(おそらく外科的手術では延命は難しい)

犬の乳腺腫瘍補助療法としての卵巣子宮摘出手術の利点は
将来的な卵巣子宮疾患を予防
新規病変を予防
乳腺が退縮することで病変が見つけやすくなる


避妊手術をしていても乳腺腫瘍になる危険はあります。
定期的に腹部を触診してシコリガ無いか確認してください。
そしてしこりが見つかった場合はすぐにご来下さい。

鼠径ヘルニア

2019.03.18 Monday

毎日の診察で時々みるけれども特別多いわけではない病気というのがあります。
そんな滅茶苦茶多いわけではないはずの病気が立て続けに何頭も来院されることがたまにあります。

よくある疾患として子宮蓄膿症などは続けて何頭か来ることがあります。
(発情の後に発症するので時期があるんでしょうね)
看護師たちも「また子宮蓄膿症ですね。」と言っています。

でも今回は…・子宮蓄膿症ではなく
鼠径ヘルニアです。


鼠径ヘルニアとは足の付け根(鼠径部)にある隙間から脂肪や腹腔内の臓器の一部が皮膚のすぐ下に出てきてしまう状態の事です。
悪化すると小腸や膀胱、子宮などが出てくることもあります。

隙間が小さく鼠径部のふくらみが小さい場合は無症状ですが、隙間が大きくなるとヘルニア内に小腸などが入り込み腸閉塞を起こし、嘔吐や下痢、便秘、元気・食欲の低下などの症状が現れます。

またヘルニア内に膀胱が入り込んでしまうと排尿ができなくなります。


原因ははっきりとはわかっていませんが、先天的な鼠径輪の異常で起こることが多いです。
その他に後天的な原因として、事故による外傷や腹圧の上昇により起こることもあります。

治療はヘルニアが小さい場合は経過観察を行うこともありますが、基本的には外科手術を行い、飛び出した臓器を元に戻してから開いた隙間を塞ぎます。
腸管、膀胱膀胱、子宮が飛び出している場合は至急に手術を行う必要があります。


2月27日 ダックスとパピヨンのハーフのポカリ君(9歳2か月)
小腸がヘルニア孔に入り絞扼していた為緊急手術

3月4日 ダックスとチワワのハーフのフゥちゃん(11歳2か月)
発情に伴い子宮がヘルニア孔に入り込む

3月13日 ダックスのシェリーちゃん(4歳10か月)
ヘルニア孔に腹腔内脂肪が入り込む

3月15日 ダックスのラムネちゃん(避妊メス 9歳5か月)
夜中にソワソワとして動き回る 以前は無かった鼠径部に膨らみがあり圧迫により元に戻る。
再び大きく膨らんだり、ソワソワと落ち着かないことがあれば手術をするように指示をして経過観察中

以前からダックスやダックスミックスのワンちゃんはよく発症しています。
ダックスは腹の筋肉が弱いとセミナーで講師の先生が言ってました。



20日くらいの間で4頭は多いですね。
流石に5頭目は無いと思います。
(でも・・・今日会陰ヘルニアの柴犬のクロ君が来院しました・・・)

ラッキー君

2019.03.13 Wednesday

9歳のオスのミニチュアダックスのラッキー君

3年前に椎間板ヘルニアになりました。その時はネオベッツvrセンターにて手術を行い起立・歩行が可能となりました。


しかし3月1日よりまた椎間板ヘルニアのため起立・歩行ができなくなりました。
今回は手術をせず再生医療の幹細胞療法での治療を希望されたため、
田辺市の先生から紹介をうけて3月8日来院されました。

幹細胞療法(ADSC)についてインフォームドコンセントさせていただき、同意をしていただけたので今日1回目の幹細胞療法を行いました。


今日点滴をしても明日からすぐに起立したり歩きはじめるわけではないので、今まで通りケージレストとリハビリをしていただき2週間後に来院を指示しました。

以前はダックスの椎間板ヘルニアはよくありましたがここ数年は椎間板ヘルニアを起こしやすい年齢のダックスも減少してきたので幹細胞療法までするワンちゃんは少なくなっていました。


ダックスブームが終わり以前のような椎間板ヘルニアのダックスは多くはありませんが、近年はトイプードルの椎間板ヘルニアが増加しています。

人間においても制限付きですが脊髄損傷の患者さんに幹細胞療法がおこなわれるようになるそうです。
人での治療が行われるということはそれだけのエビデンスがあるということですよね。
ワンちゃんや猫ちゃんでも効果が期待できるということです。

リハビリを頑張って・・・歩けるようになることを祈ります。

リンちゃん

2019.03.12 Tuesday

12歳のチワワのリンちゃん
3月9日(土)午後の診察終了間際に来院されました。
元気食欲がないとの事。

血液検査、レントゲン検査、エコー検査の結果、子宮蓄膿症と診断をしました。
子宮蓄膿症は発情後に発症し元気食欲の低下、多飲多尿、腹部膨満、外陰部から膿の排出などの症状があります。
治療は手術により子宮と卵巣の摘出がファーストチョイスとなります。
ただし手術手術ができない場合は内科的に抗生剤やホルモン剤の投与を行います。

リンちゃんは心臓病がありリスクは高かったのですが、飼主さんが手術に同意をしてくださり、
少しでも体調をよくして主述に耐えれるように9日夜から内科的治療を行い、昨日11日に手術を行いました。

手術前はぐったりとしておりとても心配しましたが、麻酔も安定しており無事に手術を行うことができました。
驚くことに、術後数時間後には食事も食べてくれました。

今日は昨日とは打って変わってとても元気になり食欲も旺盛で順調に回復をしてくれています。
痛み止めの点滴も今日で終了となりました。

元気になってよかったです。
退院が待ち遠しいですね。

DSC05368.JPG

スタチン封入ナノ粒子縫合ADSC

2019.03.09 Saturday

2月2日〜3日に行われた日本獣医再生医療学会でとても気になる発表がありました。

次世代型の幹細胞療法として多彩な生物学的作用を有するスタチン製剤のドラックデリバリーシステムとして脂肪由来幹細胞(ADSC)を活用し難治性疾患治療に対する有効性を検討したという発表です。

ADSCスタチン封入ナノ粒子を抱合させてマウスの心筋梗塞に投与たところ2か月後の組織像では梗塞部に新たな心筋の再生が認められたとのことです。

潰瘍性大腸炎、間質性肺炎などの炎症疾患、認知症やアルツハイマー病などの神経精神疾患、変形性膝関節症モデルマウス、そして慢性腎不全猫においても治療効果が認められたとのことです。

以前、ADSCは慢性腎臓病に効果があると言われており当院でも何頭かの猫ちゃんに治療を行いました。
しかし目に見えて効果が表れる症例はあまりなく現在では慢性腎臓病には効果がないと言われています。


今回の発表では従来のADSCを2回投与をしても効果を示さなかった症例に、ナノ粒子抱合ADSCを投与した途端に著効したとのことです。


この発表を聞いた後すぐに演者の先生や共同研究をされた先生に連絡を取り、
詳しい内容やナノ粒子抱合方法をお聞きしました。
そして新たにADSCを作成をしスタチンナノ粒子を抱合させて、
わが家の愛猫のデッ君に昨日投与をしてみました。

デッ君は18歳11か月の去勢オス、慢性腎臓病のステージ2、また股関節や肘関節などに骨関節症があります。

この治療法はまだ確立された治療法ではなく臨床例を集めている段階ですが、慢性腎臓病に効果があるようなら猫ちゃん達に未来が開けると思い研究に協力をさせていただくことになりました。

来週は20歳のミーちゃんに投与する予定です。ミーちゃんも慢性腎臓病ステージ2(前回の検査では・・・)です。

2週間ごとに3回投与をして血液検査や一般状態のデーターを取ります。
まだステージ2なので劇的な効果が出るか疑問ですが、良い結果が出ることを期待しています。

慢性腎臓病の猫ちゃんや骨関節症の猫ちゃんに未来がありますように・・・

短頭種気道症候群

2019.03.08 Friday

生後8か月のフレンチブルドックのつくねちゃん
今日は避妊手術と短頭種気道症候群の手術を行いました。

短頭種気道症候群とは呼吸困難を起こすいくつか異常です。
外鼻孔狭窄、軟口蓋過長、喉頭小嚢外反、喉頭虚脱、気管低形成、扁桃の肥大です。

好発犬種は短頭種であるブルドック、フレンチブルドック、ボストンテリア、ペキニーズ、パグ、シーズー、ボクサー、ラサアプソなどです。

症状は呼吸困難、いびき、運動不耐性、チアノーゼ、失神、虚脱です

今回は外鼻孔狭窄と軟口蓋過長の手術を行いました。
飼主さんは見た目ではなく少しでも呼吸が楽になるようにとのこと
鼻の穴が大きくなりました。

術前の鼻孔

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術後の鼻孔

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