和歌山橋本市にあるやぐら動物病院は病気や予防、トリミングサロンの専門病院です。
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病院日記

病院日記

私達スタッフが過ごしている毎日を通して、やぐら動物病院がどんな病院かを知っていただけたらと思います。

腸重積

2018.10.31 Wednesday

1歳7か月の中毛のオス猫 ましろちゃん
27日ごろより少し元気がなく寝てばかりで29日の朝には嘔吐をしたと29日に来院しました。

いつもはおとなしく家で怒ることがないのに抱きかかえようとしたら怒って鳴いたとのこと。
触診でおなかの中に何か塊がありました。

日年齢から考えて腫瘍の可能性は低いと思われます。
異物を疑い日ごろ異物を食べる事はないか?ひも状のオモチャは無いかなど問診をしましたが心当たりはないとのこと

血液検査、レントゲン検査、エコーを行い、血液には異常は認められませんでした。
レントゲンでは拡張した腸と異常なガス像が認められました。
エコー検査では特徴的な腸重積を起こした腸管像と腸管内液体貯留が認められました。

腸重積は腸の一部が反転して隣り合う部分の内部に入り込み、腸と腸が折り重なってしまう状態です。
腸が折り重なった部分は正常な大きさに広がることができないため、内容物が滞留し腸閉塞を起こします。
腸が完全に塞がってしまうと血行障害を起こし腸管が壊死を起こし命にまで危険が及ぶため緊急手術が必要となります。


腸閉塞を起こす原因は大腸炎、下痢、寄生虫、腫瘍、異物、過去に行った手術などです。


ましろちゃんも29日の夜に緊急手術を行いました。
回腸から結腸への移行部である回盲腸部において重積を起こしていました。
重積を起こしている腸管を押し出し、壊死を起こしていないか確認をしました。

腸管の漿膜面に少し裂傷はありましたが腸管は壊死をおこしていませんでした。
重積を整復し裂傷を起こしていた漿膜の縫合を行い閉腹をしました。

術後、食欲の回復も見られたため今日退院しました。
(ストレスのため少し狂暴になってきたこともあり強制送還気味なのですが・・・)
ましろちゃんの場合思い当たる原因が無いのですが・・・・
しいて言えば少し糞隗の中に小さな異物がありましたが・・・。

無事退院できてよかったです。

ドラフト会議

2018.10.25 Thursday

動物病院の話ではないのですが・・・・

今日、プロ野球のドラフト会議がありましたね。
今年は最下位の終わった阪神タイガース。
来年こそは頑張ってもらいたいですね。

メジャーリーグのように最下位から指名出来たら、それぞれのチームの力に差が少なくなると思うけど・・・日本ではくじ引きなんだよねぇ・・・
最下位から選んだら困るチームもあるんだろうねぇ・・・忖度かな?


金本監督、好きだったんだけどなぁ・・・・残念です。
来年の矢野監督に期待しています。

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秋の健康診断

2018.10.23 Tuesday

毎年恒例となっています。秋の健康診断
今年10〜12月に行っています。

ワンちゃんは基本の血液検査コース、基本コースプラス心臓病や腎臓病の早期発見できるコース、そしてワンワンドックコースがあります。


猫ちゃんは基本コース、基本コース+心臓病コース、基本コース+甲状腺コース、基本コース+心臓病+甲状腺コースを準備しています。


年齢や犬種などにより最適なコースをアドバイスさせていただきます。

たいせつな家族であるワンちゃんや猫ちゃんのために病気の早期発見を心掛けてあげてください。

2018.10.22 Monday

10月の後半にもなるとさすがに朝晩は寒くなってきました。
季節の変わり目や朝晩の寒暖差があるときは体調を崩しやすくなります。

CHAMP君も少し寒さを感じているのか、この頃はマットの上で寝てることが多くなりました。

寝相が・・・なんかとってもかわいいの〜〜

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見ているだけで癒されるわ〜〜

セミナー

2018.10.20 Saturday

昨日夜セミナーに参加しました。

今回のテーマは「先生、犬が倒れています!失神発作に対するアプローチ」です。


犬が倒れている場合色々な状態が考えられます。
考えられるのは失神と発作です。

失神と発作の違いは
失神は一過性の意識障害であり自然に意識の回復が見られるもの
発作は大脳皮質の過剰な電気活動による臨床症状です。

失神の原因は心原性(不整脈、心疾患、呼吸器疾患など)、低血圧(血管拡張薬などの投薬、アレルギー、出血・下痢・嘔吐などの循環血液量減少)、反射性(興奮、発咳、排便、排尿などを契機に発生)その他(貧血、低血糖、低酸素など)です。


発作の原因は、頭蓋外の原因としては代謝性(高脂血症、低血糖、甲状腺機能低下症、尿毒症、肝性脳症、低カルシウム血症、電解質異常)、中毒性、薬剤、栄養性(チアミン欠乏)高浸透圧症などです。
また頭蓋内の原因には変性性疾患(代謝蓄積症など)先天的奇形(水頭症など)腫瘍、炎症性疾患(肉芽腫性ず膜脳脊髄炎など)感染症と特発性てんかんがあります。


ワンちゃんが倒れていたり痙攣が起こっている時、失神なのか発作なのか判断は難しいですが・・
失神は活動時に起こり発作は安静時に起こることが多いです。
また失神は脱力性であり発作は強直性の事が多いです。
その他、発作はソワソワしたり飼主さんから離れなかったり吠えたりなどの前兆が認められることもあります。


ワンちゃんが失神あるいは発作を起こした場合、飼主さんも気が動転してしまいますが、可能ならば動画撮影をして来院していただくと発作なのか失神なのかの判定を行いやすくなります。
また倒れる前の状況なども詳しくお話しいただけると診断に助けとなります。

このような状況で来院することがないのが一番ですが、もし愛犬がこのような状況になった場合は飼主さんも冷静に状況把握をしていただきたいと思います。

職業体験実習

2018.10.18 Thursday

10月15〜17日に隅田中学校の生徒3名、17〜18日には笠田高校の生徒2名が職業体験実習に来ました。

朝元気に挨拶をし、診察の様子を見学してらったり、診察台の消毒や動物の保定、
手術の見学や、CHAMP君のシャンプーや歯磨きやブラッシング、そして事務作業などを体験してもらいました。

患者さんのワンちゃんや猫ちゃんに直接触ってもらうことはほとんどできませんが、動物病院の仕事については見てもらえたのではないかと思っています。

将来どのような仕事をするかはまだ決めることは出来ないとは思いますが、今回の実習が少しでも役に立ってくれることを望んでいます。

先日、ワンちゃんを診察していたら・・・
ワンちゃんの飼主さんに「以前、娘が職業体験実習をやぐら動物病院で行い、この仕事に興味を持ち、動物看護師の学校に進学し今年学校を卒業をして大阪の動物病院で就職したんですよ」と言われました。

私たちの仕事を見て進路を決めてくれたと思うと嬉しくなりました。
今回の生徒さんたちが動物関係の仕事に就くとは限りませんが、進路を決めるにあたって少しでも役立ってくれると、職業体験自習を受け入れている事業所としては嬉しいですね。

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猫回虫

2018.10.16 Tuesday

生後約4か月の子猫ちゃんの便に虫が入っていたと来院されました。
飼主さんははじめ便に輪ゴムが入っていると思ったそうです。

猫回虫はメスの成虫は4〜12cm、オスは3〜7僂任后
子猫における感染経路で一番多いのは乳汁感染です。
乳汁感染とは母猫が猫回虫に感染をしており妊娠時に猫回虫が乳腺に移行し乳汁を介して感染をします。

次いで多いのが経口感染です。
便中に排泄された未成熟卵が4週間かかって成熟卵になりそれを経口摂取することにより感染をします。

経口感染した場合、猫回虫は食道→胃→小腸→血流・リンパ流→肝臓→心臓→肺→咽喉頭→食道→胃→小腸と体内移行をします。

この猫回虫はズーノーシス(人獣共通感染症)に指定されている病気なので確実に駆虫をし、猫ちゃんをさらった後や砂場などで遊んだ後は手洗いをしっかりとしてください。


子猫ちゃんは猫回虫に寄生していることが多いので検便・駆虫を心掛けてください。

セミナー

2018.10.15 Monday

昨日セミナーに参加しました。
今回のテーマは「犬と猫の肝胆膵における炎症性疾患」です。


肝炎、胆管炎、膵炎、腸炎は単独で起こることもありますが、それぞれの臓器が近くにあるため同時に起こることもあります。

血液検査で膵酵素の上昇があり膵炎の治療を行っていても劇的には良くならず精査を行った結果、実は腸炎が主の原因だったり、
肝性黄疸だと思っていたものが実が肝後性黄疸だったりすることもあります。


肝炎の原因などを確かめるには血液検査、レントゲン検査、超音波検査、CT検査そして肝生検による病理検査です。

1次病院ではなかなかCT検査や生検による病理検査までできませんが、2次病院では腹腔鏡検査も行われているので積極的に検査を行い原因を見つけ治療を行っていきたいと思います。

セミナー

2018.10.11 Thursday

昨日夜セミナーに行ってきました。

今回のテーマは「The Basic 軟部外科 会陰ヘルニア」です。

会陰ヘルニアは直腸を支持する筋肉群の委縮によりヘルニア孔ができ、骨盤内あるいは腹腔内の臓器組織が脱出する疾患です。

会陰ヘルニアは未去勢オスの発生が多く去勢オスに比べ2.7倍発生すると言われています。
発症年齢は7〜13歳が多く平均年齢は9歳です。
全ての犬種で発生しますがミニチュアダックス、マルチーズ、パピヨン、ポメラニアン、コーギーに多いです。
また猫での発生は稀と言われています。

片側性の場合もあれば両側性の場合もありその割合は50:50です。
片側性の場合は右側での発生が多いです。

症状は排便困難や血便、また肛門の横に膨らみができます。
膀胱が脱出してる場合は排尿困難、尿閉、元気食欲廃絶、嘔吐などです。

内科的治療では完治をすることはなく手術によりヘルニア孔を閉鎖が必要です。
また未去勢オスでの発生が多いため去勢手術も同時に行います。

手術法は色々ありそれぞれ一長一短があるためそれぞれの症例により、また術者により術式は異なります。


排便困難、便秘気味の未去勢オスのワンちゃんで肛門の横が膨れている場合はすぐにご来院ください。

イベントのお知らせ

2018.10.04 Thursday

11月4日(日) 和歌山ビック愛にて
「災害時におけるペットの同行避難」についての講演があります。

今年も日本各地で災害が発生しています。
大阪北部地震、西日本豪雨、、台風21号、北海道地震などこの数カ月でも大きな被害があり被災をされた方が多くいます。


私たちの住んでいる地域では南海トラフや台風などの危険はいつもあります。
その際、大切な家族であるワンちゃんや猫ちゃんも避難が必要になる可能性があります。

災害が起こってからではなく日ごろから他人に迷惑が掛からないように避難できる準備が必要です。

災害が多い今年だからこそ考えてみてあげてください。


今回のイベントではたくさんの人の中でも落ち着いていられる犬・猫は同伴で参加することができます。
事前申し込みが必要ですのでFAXまたはメールでお申し込みください。

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