和歌山橋本市にあるやぐら動物病院は病気や予防、トリミングサロンの専門病院です。
やぐら動物病院 お気軽にお電話ください 0736-33-5231 携帯に登録していただくと便利です。 やぐら動物病院
病院日記

病院日記

私達スタッフが過ごしている毎日を通して、やぐら動物病院がどんな病院かを知っていただけたらと思います。

セミナー

2018.06.04 Monday

昨日セミナーに行ってきました。
今回のテーマは「ショックを制する者は救急を制する」です。


講師の先生は東京の夜間救急医療センターのセンター長として活躍をされている先生でした。
この先生の講義は何回は受けたことがあります。
でも救急医療は通常の診察と違いのんびり診察をすることができず、、
ワンちゃんや猫ちゃんの状態を診てすぐに判断し治療をしなくてはいけないので
すぐに体が反応できるようにと思いまた講義を聞きに行ってきました。

ショックとは何らかの原因により急激な循環不全を起こし酸素が組織に届かない状態です。
ショックを引き起こす病態には
1、出血や重度の脱水により循環血液量が減少
2、慢性心臓病や不整脈などの心原生
3、心タンポナーデや緊張性気胸や胃拡張症候群などの閉塞性
4、敗血症、アナフィラキシー、神経原性ショックなどの血液分布異常
があります。


これらのショックで遭遇率が多いのは脾臓や肝臓などに腫瘍がありその腫瘍が破裂をし腹腔内に出血した場合です。
急に元気や食欲がなくなり嘔吐やよだれが見られ来院することが多いです。
口腔の粘膜を見ると白っぽくなり呼吸が早くなっていることが多いです。

近年ではあまり遭遇する機会も減りましたが胃捻転症候群でもショックに陥り死亡することが多い疾患です。
胃捻転は大型犬での発生が多い疾患です。(近年は大型犬の飼育頭数が減少しているのであまり遭遇する機会はないです。)

胃捻転の初期は行ったり来たりしながら嘔吐をします。
ショックの前期では不安やヒンヒン鳴き始め、パンティング、流涎
吐きたいけれど吐けない、腹囲膨満になります。
ショック期には起立不能、可視粘膜蒼白、腹囲膨満(硬く張っている)となります。

これらの症状が見られた場合はすぐに動物病院を受診してください。


最後に心肺蘇生の講義がありました。
講師の先生の夜間救急病院において2017年7月から11月までの5カ月間で、心肺蘇生を行った症例のうち70%は心拍の再開は見られませんでしたが、30%自己心拍再開が見られました。退院までできたのは4%でした。

心肺蘇生で大切なのは胸部を圧迫し全身に血液を循環させることです。
圧迫する回数は1分間に120回です。
(音楽でいうと崖の上のポニョやサタデーナイトフィーバーやドラえもんのリズムだそうです。緊急時にこれらの歌を歌っていたら不謹慎ですが・・・
もし自宅でワンちゃんや猫ちゃんに心肺蘇生を行う場合はこのリズムで胸部圧迫を行ってください。)
圧迫の深さは1/3〜1/2の深さまで休まずに行うことです。

あっては困ることですがもしもの場合のために覚えておいてください。

CONTENTS
カレンダー
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>

〒648-0096
和歌山県橋本市御幸辻184-4
TEL:0736-33-5231
FAX:0736-33-3388
【診療受付時間】
(日曜・祝日休診)
平日
午前9〜12時/午後5〜8時
土曜
午前9〜12時/午後5〜7時

TEL 0736−33−3531
休日:日曜祝日
午前9時半〜午後6時
完全予約制