和歌山橋本市にあるやぐら動物病院は病気や予防、トリミングサロンの専門病院です。
やぐら動物病院 お気軽にお電話ください 0736-33-5231 携帯に登録していただくと便利です。 やぐら動物病院
病院日記

病院日記

私達スタッフが過ごしている毎日を通して、やぐら動物病院がどんな病院かを知っていただけたらと思います。

2018.04.10 Tuesday

同じ手術というのはけっこう続くもので
昨日と今日、2日連続で乳腺腫瘍の摘出手術がありました。

昨日は9歳7か月のミニチュアダックスのらんちゃんです。
3月1日にワクチン接種に来院時に乳腺腫瘍があることに気付きました。

DSC01320.JPG
DSC01321.JPG

右の第2乳頭から第5乳頭にかけて2〜3センチの腫瘍が3個あったので
第2乳頭から第5乳頭まで摘出をしました。

今日は11歳8か月のマルチーズのもこちゃん
昨年12月ごろより乳腺腫瘍が急に大きくなったと2月2日に来院しました。
モコちゃんが来院した時にはすでに腫瘍はかなり大きく少し自潰をしていました。
また術前検査では副腎皮質機能亢進症も併発していることが分かりました。

DSC01344.JPG
DSC01345.JPG
DSC01347.JPG

右の第1〜第2乳頭間に7僂梁腓な腫瘍があり、腫瘍の中には60mlの液体が貯留していました。
(写真は液体除去後の写真です。)
また右の第5乳頭に3兌鞜隋∈犬梁4乳頭に4僂亮鞜腓ありました。

らんちゃんもモコちゃんも摘出した腫瘍は病理検査に出し良性か悪性の診断
また外科マージンに腫瘍細胞が残っていないか、血管やリンパ管に腫瘍細胞が浸潤して転移していないかを検査します。

らんちゃんは筋肉への固着もなくまだ腫瘍も小さかったのでもし悪性の癌だったとしても完全に摘出できていると思います。
しかしモコちゃんは筋肉への固着もあり、腫瘍の自潰もあり悪性の可能性が高くしかも脈管転移もあると思われます。
今後は抗がん剤も視野に入れて治療が必要と思われます。

乳腺腫瘍は乳腺に生じる腫瘍です。
メスの犬の腫瘍の50%が乳腺腫瘍で、乳腺腫瘍のうち50%が良性腫瘍、残りの50%が悪性腫瘍(乳癌)と言われています。
良性腫瘍は増殖が遅く転移することはありません。
悪性腫瘍は急速に増殖しリンパ節や他の臓器に転移し死に至ります。

乳腺腫瘍の原因は明確ではありませんが女性ホルモンの関連性が高いと言われています。
初回発情前に避妊手術を受けた場合の乳腺腫瘍の発症率は0.05%
初回発情と2回目の発情の間に避妊手術を受けた場合の乳腺腫瘍の発症率は8%
2回目と3回目の発情の間に避妊手術を受けた場合の乳腺腫瘍の発症率は26%です。
早期に避妊手術を実施することにより乳腺腫瘍の発症を抑制することができます。

乳腺腫瘍の治療は外科的摘出、化学療法、放射線療法が適応となります。
まだ腫瘍が小さいうちに腫瘍を見つけ手術をおこなえば乳癌でも完治することができるので、
日ごろからしこりがないか、体全体を触ってチェックをすることがとても大切です。

CONTENTS
カレンダー
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< April 2018 >>

〒648-0096
和歌山県橋本市御幸辻184-4
TEL:0736-33-5231
FAX:0736-33-3388
【診療受付時間】
(日曜・祝日休診)
平日
午前9〜12時/午後5〜8時
土曜
午前9〜12時/午後5〜7時

TEL 0736−33−3531
休日:日曜祝日
午前9時半〜午後6時
完全予約制