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病院日記

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私達スタッフが過ごしている毎日を通して、やぐら動物病院がどんな病院かを知っていただけたらと思います。

犬アトピーセ皮膚炎

2017.05.15 Monday

11日の木曜日の夜にセミナーがありました。
今回のテーマは「犬アトピーセ皮膚炎の診断と治療」です。
夜セミナーでしかも企業セミナーだったので時間が短くやや内容の薄いセミナーでした。

ただ日々診察をしていて「犬アトピー性皮膚炎」と思われる症例にはよく遭遇するので診断基準はとても分かりやすかったです。

犬アトピー性皮膚炎(CAD)とは遺伝的素因を背景とした特徴的な臨床症状を呈する炎症性そう痒性皮膚疾患で、主に環境抗原に対するIgEの増加を伴うと定義されています。
またIgEの増加を伴わないが犬アトピー性皮膚炎に合致する臨床像を示すものをアトピー様皮膚炎と言います。

CADの好発犬種
柴犬、ゴールデンレトリバー、ヨークシャテリア、シーズー、ビーグル、パグ、ラブラドールレトリバー、プードル

皮膚のバリア機構が異常がありチリダニなどのアレルゲンが侵入
眼周囲、耳、四肢端、肘窩、下腹部などに症状が出ます。
発症初期は季節性が見られますが徐々に通年性に拡大します。

犬アトピー性皮膚炎(CAD)の診断基準
1.3歳齢以下の発症
2.ほぼ室内飼育
3.グルココルチコイド反応性の痒み
4.発症時に明らかな皮膚病変のない痒み
5.前肢の皮疹
6.耳介の皮疹
7.耳輪縁に病変がない(疥癬除外)
8.腰背部に皮疹がない(食物アレルギー除外)

5項目合致で感受性85% 特異性79%です。

治療は感染症を除外するために抗生剤や抗真菌薬、外部寄生虫駆除剤の投与を行います。
それでも痒みが残る場合、食物アレルギーを除外するため除去食を与えます。
それでも痒みが残った場合犬アトピー性皮膚炎と診断します。

CADは一生治癒することはないため、上手に管理を行う必要があります。
アレルゲンを回避、スキンケア、2次感染のコントロール、免疫療法、止痒剤で管理します。

止痒剤にはプレドニゾロン、シクロスポリン、オクラシチニブなどが使用されます。
また外用薬も組み合わせて管理します。

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